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へっぽこベーシスト兼地質屋の卵な大学院生yulico がうだうだと音楽や環境問題ネタや古生物学にまつわる話やただの日記やネタっぽい記事などを垂れ流している,web-log 様の何かです.

yulico の脳はかなりの低スペックですが,マルチタスクには対応しているので内容が散漫になりがちです.また,暴言,毒,下ネタが多分に含まれます.服用には十分ご注意下さい.

(※注意点)
・内輪でしか通じないネタは排除しているつもりです.
・高校生に通じる日本語を書いているつもりです(申し訳ありませんが,中学生以下は想定していません).
・あくまで日記の延長ゆえ,エンターテインメント性は保証しません.

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お勧めの自選記事一覧


2009年06月29日

すげー

流石というか,なんというか,ひとつ前の記事を上げたら,このblog の来客数が一瞬でもの凄く跳ね上がった.

やっぱり,10 年以上が経過したとはいえ,エヴァの影響力は侮れん…….
posted by yulico at 04:23| Comment(1) | TrackBack(0) | にっき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月28日

ヱヴァンゲリヲン:破(ネタバレ含む)

注:この日記は現在公開中の「ヱヴァンゲリヲン:破」のネタバレを含みます.未視聴の方はご注意下さい.因みに未視聴の方にも安全な簡単な感想は日記に書いたので,どんな様子だったのかを知りたい方はそちらをご覧下さい.

こんにちわ.yulico です.以前も書いた通り,中学生当時,庵野に盛大に釣られてしまった中二病患者であった人間の義務として,昨日の公開初日に新劇場版の「破」を見に行ってきました.会場の様子などはこちらの日記にまとめていますので,ご覧下さい.以下は,読んでいる人が既に視聴済みなものとして,感想を書きますので,くれぐれもご注意下さい.

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(以下,ネタバレあり)
posted by yulico at 17:53| Comment(0) | TrackBack(4) | にっき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月26日

マイケル・ジャクソン

今朝方,衝撃的なニュースが届きました.King of POP ことマイケル・ジャクソンが亡くなったということです…….

あと数百年は生きていそうな人だったのにとか,電池が切れただけじゃないの……という類いのジョークはさておき,かなりショックです.特にファンだった,というわけではありませんが,流石に「Thriller」や「Bad」や(Slash が参加した)「Dangerous」あたりのアルバムは持っているし,普通に良質のポップスを量産しつづけたバイタリティーと,ソウルミュージックを他ジャンルの音楽とフュージョンしてマイケル・ジャクソンというジャンルにまで昇華してしまった天才性には敬意を表します.歌もダンスも神クラスだしね.

僕の個人的なマイケルのベストシングは "We are the World" のサビ入り(一回目のソロ)の天使のような優しい歌声です.ちょっとロックな風味のあるソウルというイメージが強かったけど,アレでガラッとイメージが変わって,当時("We are the World" をはじめて聞いたのは中学入った頃だったかな?),メタル厨だったのにCD 買い漁った記憶があります."Heal the World" とか "Human Nature" とかバラードが良いんだよね,本当に.他にも,PV も格好良いのが多くて(僕は「Bad」のPV が一番好きでした),こういう言葉は嫌いだからあんまり使いたくないけど,マイケルは文字通り何から何まで気を使って物事をプロデュースしたという意味で「アーティスト」だったなぁ,と思います.日本でも某ニコニコ動画で大量のMAD が作られたり,空耳アワーで "Smooth Criminal" のイントロが大賞取ったり(「パン!茶!宿直!」と言えば通じるんじゃないかと思う),ゴシップも含めて,ある意味世界中でいちばん愛されていた人だったんじゃないかと…….時代のせいもあると思うけれど,多分,二度とこのクラスのスターは出ないだろうと思います.

ようやく児童虐待裁判絡みのゴタゴタが大方片付いて音楽業界に本格復帰する直前にこんなことになってしまったのが,本当に悔やまれます.

合掌.
posted by yulico at 21:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月25日

Y 氏からの質問,または,環境問題(笑)6

こんにちわ.yulico です.

先日,この記事某サイト様ネットストーキングされた際に,匿名希望のネットストーカー様より下記のような質問を頂きました.

質問の内容的に,このblog で再三扱ってきた内容なだけに「はやく答えなきゃなー」とは思っていたのですが,そんなに自分に余裕がなかったことと,問題が結構難しいこととで,延ばし延ばしになってしまっていたんですが,某サイト様が突如閉鎖してしまった!」という事態を受けて,責任を果たすという意味でも,記事を書く踏ん切りがつきましたので,某サイト様リニューアルオープンされたので,記念&お祝いに質問に答えさせて頂きます.

正直,こんな記事を書いて,舌の根も乾かぬうちに,「ニセ科学批判」ではないものの(以下で扱う「地球寒冷化」は必ずしも「ニセ科学」ではないし,僕自身は批判する気がない.逆に論理の欠落した "地球温暖化" は,ときにニセ科学になり得ることもある),それに類似した記事を書くというのもなんか気持ちが悪いのではありますが,あくまで「ニセ科学」を批判するのではなくて,検討に値すると考えられる情報を提示するのが目的であって,この記事をもってニセ科学を批判したり,こっちが科学的に正しい(笑)なんて主張をするつもりは毛頭ありません.当然,今回,僕が提供したような情報をもとにお読み下さったお客様が何を考えられるか,まで誘導する気なんてありません(責任持てないので).

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ちなみに,この記事は「環境問題(笑)6」に当たります.本シリーズの過去ログはこちら,または,下記リストからご覧下さい.今回は,下記の質問に対する回答がメインの記事ですので,まず,過去ログをじっくり読んでからお読み下さい.

「環境問題(笑)」
「環境問題(笑)2」
「環境問題(笑)3」
「環境問題(笑)4」
「環境問題(笑)5」

また,以下の文章はこのガイドラインに基づいて書いています.つまり,無尽蔵のバカは想定していません.仮に下記の質問に登場する A さんが日本語が通じないレベルのおバカさんだった場合は想定の範囲外ですので,ご了承下さい.

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Y さんから僕に寄せられた質問は下記のようなものでした.


 yulico さんこんばんは。匿名希望のYと申します。

 最近、友人A氏が「最近、地球が寒冷化してきている」と言い始めて困っています。「温暖化はマスコミによる風説の流布」「太陽の黒点の活動がどうのこうの」「地球は氷河期に突入している」とか言っているようですが、マイナスイオンとプラズマクラスターの区別もついていない様子。とりあえず、「あなたの信心深さが温暖化から地球を救った。さらに、ヨシミCDスペシャルエディションを1枚100万円で100セット買えばあなたは永遠の命を授かる」と言いましたが、買ってくれませんでした。

 どのようにすれば売りつけられるでしょうか…じゃなくて、えーと。

 どのように切り返せばいいのでしょうか。「地球寒冷化論者」に対する、ウィットに富んだうまい切り返し方を教えて下さい。


そんなの「地球温暖化は信じないのに,なんで寒冷化は信じるの?科学者は何も『信じて(believe)』はいないよ?」っていえばおしまいな気もしますが,それじゃあんまりにも不親切ですし,ウィットに富んでいるとも思えないので,以下に別な回答例を用意しましたので,長い記事なのですが,是非,ご一読下さい.

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<質問内容と A さんの主張への解説とサジェスチョン>

まず,最近、地球が寒冷化してきているという A 氏の主張ですが,少なくとも記録が残っている時代以降を議論の対象とするのであれば完全に誤りです.タイムスパンの取り方には様々な方法がありますが(例えば,1 年のスパンで見るのであれば,毎年,温暖化と寒冷化をくり返すし,1 日のスパンで見れば,毎日,温暖化と寒冷化をくり返すわけです),(根拠の有無はともかく)数十年〜百数十年程度のスパンで見れば,産業革命以降,年間平均気温は上昇し続けています.もう少し長いスパンで概観するのであれば,いわゆる万年雪が各地で融解しているという報告があり,現在(正確には1970 年代以降の30 年間)が,過去 10000 年で最も暖かい気候であったことが明らかになっています(1970 年代に行われた調査の際に過去 10000 年以上の記録を保持していた氷のサンプルが 1990 年代以降の調査では,温暖化に伴い融解したせいで記録が散逸してしまっていた,という報告があります.つまり,過去 10000 年間,その地域では氷が融けることなく積もり続けていたにも関わらず 1970 年代以降,その地域でも氷が融ける気温になった,ということを示します.因みに 10000 年より古い時代は,大雑把にいえば氷期なので,当然,もっと寒いです).これらは,観測事実ですので否定することはできません.

当然,タイムスパンの取り方次第でいくらでも恣意的に解釈できますし,上記のようなタイムスパンの取り方が恣意的なものかもしれません.しかし,少なくとも,よほど恣意的にデータを解釈しない限り,現在までに寒冷化が起こっている,という言い方をするのは難しいと思います.……というか,数値データを他人に納得させられるようにいじくってやるのが仕事のひとつである僕でも,難しすぎてそんな仕事はやりたくないです(多分,できないし).

次に,温暖化はマスコミによる風説の流布ということですが,これに関しては,サイエンティストの側からは何もいうことはありません.だって,マスコミさんが何を言っているのかなんてサイエンスとは関係ないですもの.でも,サイエンティストの言っていることにはそれなりの根拠があるので,ちゃんと読んでから自分なりに判断してくださいね.

更に,太陽の黒点の活動がどうのこうのという A さんの主張ですが,現在,太陽の黒点が無くなって(少なくなって?),太陽からの入射が減少している(黒点活動が活発な時期が一番太陽の放射量が多いので,黒点が少なくなると地球への入射量が減る計算になる→寒くなる),ということを指しているのだと思います.

こういうシステムは,いわゆるニセ科学批判をする人たち(笑)に,「ニセ科学(笑)」として取り上げられることが多いのですが,実は,非常に重要なシステムです.なぜなら,地球の気温を作るメカニズムの中で,太陽からの入射量は非常に大きなウェイトを占めているからです(「環境問題(笑)」に詳しく書いていたはずです).

例えば,過去に小氷期(Little Ice Age)というイベントがあり,その際の気温低下(あとでもうちょっと解説しますが,正確には「地球寒冷化」ではないので敢えてこう書きます)の原因のひとつとして「太陽黒点の減少の影響である」というのは有力な仮説です.

因みに,小氷期というのは「中世の温暖期(西暦 1000 年〜1300 年くらい)のあと,1300 年〜1800 年代初頭までの期間中の,気温低下が1℃未満に留まる,北半球における弱冷期」のことです.昔(十数年前くらい)は,もうちょっと広範囲に及ぶイベントで,もうちょっと冷え込んでいたと考えられていたようですが,現在では,北半球高緯度地域で顕著に認められる(つまり汎世界的ではない)「ちょっとした冷え込み」と解釈されています(小氷期は「テムズ川が凍っていた!」などのセンセーショナルな物言いで語られるため,誤解されていることが多いイベントです.しかし,冷静に考えれば,そもそもロンドンは北緯 51° に位置します.地理的なセッティングが全く違うので単純な比較は危険ですが,これはサハリンと同程度の緯度です.基本的に,高緯度ほど季節変化が激しく,全球的な気候変動の影響を受け易いので,ちょっと冷えれば,冬に川が凍る程度のことはあっても驚きません).

先程も述べた通り,この小氷期を引き起こした無数の原因のひとつであり,主因の候補と考えられているのがマウンダー極小期と呼ばれる「太陽黒点が極端に少なくなっていたために,地球への入射量が減少していた時期」の存在です.つまり,過去にも太陽黒点が減少していた時期が実際にあり,その時期に気温低下が起こっていたことが確実に分かっています(多分,「マウンダー期が原因のひとつである」という仮説はそう簡単に覆らないと思います).そういう意味では,太陽黒点の減少は寒冷化の原因になりえます.しかし,小氷期に関する研究の多くで,「太陽黒点の減少だけでは,小氷期の気温低下のすべてを説明するのは難しいので,その他の要素も伴った複合的な気温低下イベントである」とされています.また,気候モデルの上でも太陽黒点の減少程度で十分に地球を冷やすのは難しいようです.そんなわけで,小氷期に関しては,例えば,太陽黒点の減少の他にも,複合的な原因のひとつとして火山噴火の頻発による成層圏でのエアロゾルの増加,などが挙げられています.

この辺りの太陽活動の影響による地球環境の変動にまつわるお話は,面白いのですが(学問的にも政治的にも)難しくて,容易に扱えるものではありません(ので,ここではこの程度で抑えておきます).以前,丸山先生の主張で有名な「宇宙線ー雲発生による寒冷化の話」をトピックとして扱ったので,今度,「太陽黒点と小氷期」というトピックでちゃんと記事を書こうと思いますので,ご期待下さい.

そして最後に,地球は氷河期に突入しているという A さんのお言葉に対してです.

(初学者というか素人に学者の卵が大人げなく無遠慮に突っ込むのであれば)氷河期に突入しているも何も,少なくとも中新世の中期以降,かれこれ 1000 万年以上前から現在に渡ってずーっと氷河期です.もっというと,確実なデータはないですが,おそらく 3000 万年前の始新世/漸新世境界の寒冷化イベント(Oi1)以降,ほとんどの時代は氷河期になるはずです.なぜなら氷河期という語は,「地球に氷河(氷床)が存在する時代」と定義されているからです.現在は,グリーンランドと南極に巨大な氷床がありますので,氷河期に当たります.

(初学者に優しく接するのであれば)氷河期という語を誤用しているのであろうと推察できますので,この言葉は,地球は氷期に突入していると読み替えるべきでしょう.因みに氷期とは,「氷河期の中で特に寒かった時代」を示します(逆に暖かかった時代を間氷期と言い,現在は間氷期であるといわれています.これらの氷期ー間氷期という語は同位体比の変動に基づいて明確に定義されています).

で,読み替えた地球は氷期に突入しているという A さんの主張に対してですが,氷期なのか間氷期なのか,ということは終わってみないと分からないので(あくまで同位体比に基づいて定義されるので),原理的に分かりません

ただし,少なくとも第四紀以降(およそ 260 万年前〜現在)の氷期ー間氷期変動は,地球の軌道要素(Orbital Forcing:通称,ミランコビッチサイクル)に強く影響されています(正確に言うとそれ以前もずっとそうなんだけど,第四紀以降が特に有名なので).中でも,ここ最近の 100 万年間(MIS 11 以降)は,10 万年くらいの周期が卓越していることが分かっています(地球の公転軌道の離心率の変動が 10 万年の周期を示します).現在は,前の氷期で一番寒かった時期であるLGM(Last Glacial Maximum: 最終氷期最盛期)から高々 20000 年しか経っていないので,10 万年周期が継続していると考えるのであれば,むしろ温暖化が進行している時期に相当するはずで,氷期に突入している時期に相当するとは考え難いです.仮に,前回の氷期(最終氷期)から現在の間氷期の間に,なんらかの原因で,地球の軌道要素の中でも一番周期が短い,最差運動の周期(約 20000 年周期)が急に卓越しはじめたとするのであれば「現在の地球は氷期に向かっている時期に相当する」と,無理矢理いえなくはないですが,地球の軌道要素は天文学的に単純に計算できるので,そういう可能性はほぼゼロであることが分かっています(……というか,現在の軌道要素の計算が狂うためには,外部から軌道要素を変えるような力を与える必要があります [ex. 月ができたときくらいの超巨大隕石の衝突].そして,そんなことがあったら温暖化していようがしていまいが,間違いなく生命圏が崩壊しているので,どうでもいいです).

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……と,このように A さんには,基本的な(悪く言えば常識的な)基礎データに関する知識の欠如が認められます(本当に知らないのか,見なかったことにしているのかは分かりません).基礎データの解釈の仕方は各個人の勝手ではありますが,正規の手続きをへて得られている基礎データ自体を見ないことにするのはサイエンティフィックな態度とはいえません.すべてのデータを考慮していて,それらの多くを大部分に渡って整合的に説明することができ,かつ,棄却したデータに対してその根拠を示すことができるのであれば,「今後,地球が寒冷化する」と主張するのは自由ですが,そうでないのであれば,その主張はサイエンスとは言い難いと僕は思います(「今後,地球が温暖化する」という主張も同じです.).

A さんは,どこかで聞いた「寒冷化の話」を,宗教的に信奉しているという状況にあるように思えます.つまり,科学に対する態度を根本的に勘違いしていると言わざるを得ません.

科学は信じるものではありません

こことかこことかこことかここでもこれまで散々論評したことの蒸し返しになるのだけれど,科学に対して人の取り得る態度は論理展開を追試することのみであって,それ以上でも,それ以下でもありません.そして,その論理展開に欠落がなく,今のところ反証が挙げられていないのであれば棄却することはできません(ここは勘違いしないでね.信じるのではなくて,棄却することができないだけだからね).

某丸山先生の著書の中に,2008 年の日本地球惑星科学連合大会における「地球温暖化 V.S. 地球寒冷化(正式名は『21 世紀は温暖化なのか,寒冷化なのか?』だったと思う)」のセッションで,挙手調査において多くのサイエンティストが今後の地球環境の変化に対して「温暖化」でも「寒冷化」でもなく,「わからない」と答えた,という下りがあります.このような結果になるのは,そもそも科学者にとって仮説というものは「支持する or 支持しない」で判断するものではないからです(言ってしまえば,この挙手調査の際に「わからない」以外の選択肢に挙手をした人は,なにか科学とは無関係な政治的な意図があるということです.または,ただのばk……あれ,こんな夜遅くにチャイムが……?誰だろう?).

……少し話が逸れましたが,つまり,A さんに対する回答というのは「宗教の熱心な信者に対して何をいえば良いのか?」という問題と等価です.僕個人は A さんがそれで幸せならば別に何かを知らせる必要も,回答する必要もないと思います.日本は信教の自由が保証されている国ですからね.

しかし,僕も創価学会員の折伏で苦労した経験がありますので,質問者の Y さんの苦労が偲ばれます.そこで,A さんに対するウィットに富んだ回答の例をいくつか考えてみました.

「あー,それ知ってる!このあいだテレビのドキュメンタリーでやってたよね!(『テレビで茂木健一郎が言ってた!』も可)」

「うん.昨日も昼は暖かかったのに,夜は涼しかったよね.多分,今日もじゃないかな?」または「うん,うん.9 月を過ぎるとやっぱり気温も落ち着くよねー」または「何言ってんの?これから夏になるんだぜ?」

「二酸化炭素を増やして温暖化を促進させるために,電気(火力発電)を無駄遣いするべきだよ!そのために,ヨシミCD を沢山購入して無限ループで垂れ流すっていうのは Do-Dai ?」(販促 ver.)

「だからそんなに興奮してるのか!(←体温で空気を暖める的な意味で)」

「(ソースの論文を)zip でクレ」

「寒冷化するならエコに余分なエネルギーを使って,無駄に二酸化炭素を出している日本の現状は素晴らしいじゃない.政府もそれを見越してやっているんじゃないの?それのどこに文句があるの?」

「なんでそんなに unique な考察があるのに論文書かないの?」

「(真顔で)な,なんだってー!!」または「A さん,マジ,っっっ(溜め)っっっパネぇっすね!」

「俺は温暖化でおにゃのこの服装が開放的になった方がいいなー」



……以上,順不同です.いかがでしょう?ひとつくらいお気に召す回答例があったなら幸いです.

※別にこの記事を紹介してもらっても全然構いませんけれどね.ただ,僕は,日本語の通じない相手にはとことん冷たいですが.

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こんなの(ニコニコのアカウントをお持ちの方のみ)を聞きながら勢いで長文を書き上げたので,ミスをみつけ次第,ちょこちょこ修正入れると思います.

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15:30 6/25 一部文章を修正.
posted by yulico at 01:36| Comment(1) | TrackBack(0) | おべんきょう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月08日

うわぁ……

先の記事を上げてから数時間,既に検索サイト等から「ニセ科学」「疑似科学」「似非科学」などをキーワードにしていらっしゃったお客様が 15 名を超えた模様(幸いまだ炎上してはいないようだけど).そして,それとは無関係にそういう日に限って「地球寒冷化」なんてキーワードでやってくるお客様も多いという……(これはそんなものを頻繁にネタにしている自分のせい).何だろう,この泣きっ面に蜂的なシチュエイション.

みんなニセ科学が大好きなんだろうな,ニセ科学とやらを信じている人と同じくらい.

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なんで,そのニセ科学批判に向けている膨大なエネルギーを,(彼らの信じる)真っ当な科学の普及活動や研究活動そのものに割かないのかは永遠の謎ですな.
posted by yulico at 17:15| Comment(0) | TrackBack(0) | にっき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

書こうと思ったけど

おはようございます.yulico です.

以前執筆予告していたものの中で,まだ書いていないのが下記の2 項目です.

・北大博物館関連のアレコレ
・疑似科学と疑似科学批判について

……このうち,上の方についてはいずれまとめるつもりですが,下の方については同僚から「あの辺は危ないから手を出さない方がいいよ」という助言を得て,書くのをやめました.だって,炎上させられたくないんですもの(まぁ,こんな普段からコメントもつかないブログが炎上するとも思えないのではありますが,その周辺にいる人たちからブックマークされている記事がいくつかあるので,燃えないとも限らないし,わざわざ燃料を投下する必要もないだろうと思うので).

この記事日記 [http://d.hatena.ne.jp/sonickhedge/] 中の記事「血液型性格判断がニセ科学だなんてニセ科学だぜ」)やこの記事日記 [http://d.hatena.ne.jp/sonickhedge/] 中の記事「血液型性格判断がニセ科学だなんてニセ科学だぜ【蛇足】」)やこの記事日記 [http://d.hatena.ne.jp/sonickhedge/] 中の記事「ニセ科学がなぜなくならないか」)が炎上するって言うんだから,怖いよね.これと同じではないけど,ほぼ同一線上の論旨で「疑似科学批判」批判をしようとしてたよ…….あと,この記事BLOG15.NET [http://www.blog15.net/] 中の記事「疑似科学批判がややこしい訳」)とか(面倒くさいからわざわざリンク貼らないけど,この記事の中で引用されている記事やその更に追記先の記事)も比較的僕と近い意見な気がする.

どうやら,疑似科学系論客の周辺に,(上で挙げた以外にもたくさん)ちゃんと比較的真っ当な見方ができる人がいて,真っ当な批判を表明してきた経緯があるらしいこと,その一方で,そういう意見(「疑似科学批判」批判)は異端として黙殺されて(または,日本語がわからないから理解されず),トンデモ疑似科学批判が蔓延っている現状に至っているらしいということ,などは,同僚のガイドでいくつかのサイトを巡って把握できました.よって,今更,僕が拙い日本語を弄して何か意見を述べたところで無意味らしい,という結論に至りました.

しかし,まぁ,ただ単にこの議論からトンズラするのも性に合わないので,僕の「疑似科学批判」に対する意見の要点だけでも書いておきます(つーか,挙げる直前の推敲段階までは記事できてたのよね……).

1. 疑似科学はネタとして笑うか,某菊地先生が「視点・論点」で批判されておられたような筋違いの利用(ex. 道徳と結びつけるなど)が顕著に実社会に影響する場合以外批判すべきではない(そして,他者を批判する前に,社会は地下鉄サリン事件を起こすまでオウム真理教を野放しにする程度まで,危険を感知しないということを肝に命じておくべき).

2. 批判のための「否定」には科学的な背景がないことが少なくない(ex. 先に挙げた血液型占いなどの記事参照).それじゃ,本末転倒.

3. 科学は「悪霊がさまよう闇の世界を照らすろうそくの光」でしかない.

4. 「真実はいつもひとつ」だけど,江戸川コナン先生以外は,そこに辿り着く術を持たない.

……これで燃えるなら燃えればいいさ〜♪(相手をする予定はない)
posted by yulico at 08:24| Comment(0) | TrackBack(0) | おべんきょう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月31日

作文

こんにちわ.yulico です.

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ここ最近(半年くらい?),ほとんどの時間を自分の成果のまとめ作業に費やしているのですが,現在,暗礁に乗り上げ中です.自分のデータが不十分であるとか,議論が不十分であるとかではなく,主に作文の問題で…….

昨年度末まで平行してまとめていた日本語の論文を書いているときには,かれこれ20 年以上も使い続けてきた「日本語」を使って書いていたので,そう言う部分では,そこまで苦しむことはなかったのですが(それでも師匠にけちょんけちょんにされたけどw),現在進行中の英語での論文となると,その部分の難度が桁違いです.

僕自身は,そこまで英語が苦手なわけではなく(多分,教科書的な英語なら平均以上にできると思う),文章をひねり出すこと自体にはそこまで不自由はしないのですが,それが十分に論文らしい文章にはなりきっていない,と言うことです.実際,先程言及した邦文の論文を書いているときも,持っていった英語要旨を,師匠に「根本的に論文英語じゃないし,言いたいことが不明瞭」とバッサリやられたわけで…….

この辺について,(表現自体は勉強次第なので,特に言いたいことが言い切れていない点は)自覚がないわけではないので,僕自身,ちゃんと他人の論文を読んで,パクれる表現をパクったり,師匠から勧められたこんな本を買って勉強をしたりしているのですが,どうも上手くいきません.そもそも,往々にして,他人の文章と言うのは,そうそう汎用性が高いものではなく,結局,自分のオリジナルな思想は自分のオリジナルな文章を用いないと表現不能なわけでして…….

そんなこんなで,格闘しながら,なんとか,自分で文章をこさえてみはするものの,これまで散々英語論文を読み続けてきた分,下手に読解力はあるので,自分の書いた文章を寝かせてから読み返しては鬱になっています.

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文章(=アウトプット)というものは「事実の記載」では有り得ません.基本的に人間が外部から得た何かを自分の脳内で解釈した結果の記載です(実際に「書く」「話す」などのアウトプットを伴う,伴わないに関わらず,です).その解釈という作業を「考える」という風に言い換えても良いでしょう.

そして,(これは僕の個人的な考え方ですが)おそらく,論文における文章は,アウトプットする機能を記載することにあるのではないかと思います.要は,「論文における文章」は「文章(=アウトプット)」を生成する過程の記載のアウトプットである,と言えるのではないかと思います(凄くメタな物言いで分かり辛いのは重々承知していますが,自分の実感としては,実際に結果を目にしたらしい「論文考察者」という第三者の脳内の作業を,何も知らない「僕(=執筆者)」が記載する作業なのではないか,と思っている,ということです).

作文が,そういう記載であるのであれば,単純に記載を行えばいいわけですが,ここで問題なのは「考察者」である僕自身が日本語の体系の中で,しかも自分にしか分からない「テクニック(=ブラックボックス)」を使っているということです(考察における論理性の欠如という意味ではなく,主に自分の言語化能力の不足で,言語化できない闇が存在しているという意味です).これが如何ともしがたい…….

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多分,解決方法は,もっと勉強して自分の言語化能力を向上させるか,自分とよく似たブラックボックスを持っている人間の書いた文章をパクるか,の2つしかないです.

そんなわけで,面倒くさがりの僕は,安易に後者の解決方法を選んで他人の論文の文章を「パクリ」目的で漁っているわけですが,どうにもこうにも,なかなか使える「パクリネタ」が出てこないものです.自分の考えていることが,そんなにオリジナリティー溢れるものであるわけがありませんが,そうそう似通った考え方が溢れているほど没個性でもないということなのでしょう…….

ちゃんと英語の勉強しないといけないなぁ…….
posted by yulico at 18:36| Comment(0) | TrackBack(0) | おべんきょう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月30日

CD レヴュウ その2

こんにちわ.yulico です.せめて,月に四回の更新(週記ペース)は維持したいと思って,五月末にラストスパート中です.

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最近購入したCD のレヴュウ第二段です.わざと2回に分けて更新頻度をアップさせようと画策したわけではなく,Amazon に注文していたものが,昨日の更新のあとに届いただけです.

野狐禅 「野狐禅」
先日,唐突に解散を発表したユニットのメジャー第4作にして,セルフタイトルアルバムです.普段から洋楽,特にメタルばっかり聞いているような印象が強い僕ですが,このユニットはメジャーデビュー以来ずっと追いかけていた唯一の邦楽アーティストであり(ぉぃ),マイフェイバリットです.それだけに解散はすごく残念ではあるのですが,ここに書いた通り,まぁ,当然の帰結かと思わないでもないです.惜しむらくは,生でこの音を聞く機会を完全に逸してしまったということでしょう…….

今作は完全に二人きりで作ったらしく,これまでのアルバムと違い,ドラム,パーカッションの類いが一切入っておらず,すべての曲がアコースティックギターとピアノと歌のみから構成されています.正直,竹原さんのアコギは相当パーカッシブなプレイなので,これまでのアルバムを聞きながら「ドラム邪魔だな……」と思い続けていた僕としては大歓迎な展開でした(ぉぃ).

このユニットは,何よりもアコギ本来の音(叩き付けるように演奏して,胴の反響を目一杯利用した音.爪弾くのは,それはそれで綺麗な音ではあるけれど,楽器本来の音ではない.つーか,スチール弦を爪弾くと金属音が耳障り)が楽しめる,ほとんど唯一に近いユニットなので,僕の中では非常に特別な存在でした.そして,そのアコギの轟音に負けない扇情的でハイセンスな濱埜くんのピアノが被さることで,独特の世界観を紡ぎだします(濱埜くんのピアノが,これまたよく練り込まれていて,ギターと音の上で衝突することなく,それでいて別な音に逃げることもなく,非常に良いバランスで溶け合うのです.そうかと思えば,時には不協和音スレスレのもの凄く危険な香りのフレーズを紡いでみたり,変幻自在).このユニットは,歌詞とか竹原さんの叫ぶような歌い方とかがクローズアップされることが多いけれど,こういう地味な部分の音の素地が作っている枠組みが見過ごされている気がします.こういう部分がもっと評価されていれば,解散ではなく違った展開もあった気もするので,本当に残念です.

今作は,前作から引き続き,初期の2作に比べると凶暴なまでの生きることへの渇望をそのまま形にしたような荒削りの曲は少なめで,その代わりに十分に作り込まれた30 代らしい曲が多くなっています(こうなってしまったのも解散の理由なんだろうけれど,そういう風に変節していくのが人間なんじゃないかなー,とファンは思ってしまうのです).演奏面でもかなり成長しています.特に濱埜くんのピアノが3rd 以前より格段に格好よくなっています.あと,歌詞の駄洒落度がもの凄く高くなっていますw

あー,ダメだ.好きすぎて,そして解散してしまったのがショック過ぎてマトモに論評ができない…….本当にいいユニットだったのになぁ…….

「ださくても,ださいことを飲み込んだままださく生きていけば格好良い!」という格好よさは認めるけど,それが出来なくなったからって,妥協せずに解散を選んでしまうところまで格好付けなくても良かったのに…….そこはダサくていいから,もうちょっとこの二人で紡ぐ音を聞きたかったなぁ…….

二人はソロとして今後も音楽を続けていくらしいので,いずれ,二人でもう一度別なユニットを組むこともあるんじゃないかなー,と期待して.
posted by yulico at 14:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月29日

CD レヴュウ 5 件

こんにちわ.yulico です.

今日は,最近買ったCD の感想&レヴュウをまとめてやっちゃいます.ぶっちゃけ,Heaven and Hell の新譜を除いてほとんど特記するほどのCD がなかった+最近買ったのは,敢えて演奏面を論評する必要があるバンドたちでもないので,全部,簡単な感想です.

Heaven and Hell "The devil you know"
ロニー・ジェイムス・ディオ様とヴィニー・アピスがいた頃のブラックサバス再結成企画のなんと新譜!

個人的には,ブラックサバスのベストメンバーはやはりオリジナルだと思うのですが,アイオミ大先生さえいればブラックサバスなので無問題(ただ,ドラムはビル・ワード御大に叩いて欲しかった……).

とにかく,「最高」以外の賛辞は必要ないくらい出来のいいアルバムです.1 曲目の"Atom and Evil" から最後の曲まで徹頭徹尾完璧なブラックサバスそのもの.そして,一切の隙のない楽曲群.無駄な文章で感想を綴るのがバカバカしいです.

音的には,ディオ様の参加した"Heaven and Hell" の頃の様式美メタルチックな音と"Mob Rules" の頃のもったりとした重厚感ある音の折衷という感じです(ただし,"Heaven and Hell" のような疾走感はあまりないかも).サバス(というかアイオミ大先生)特有のもっさりと重いリフを大事にしながら,曲によっては,最近の北欧メタルを意識しつつ,それらを上手くまとめていると思います.そしてアイオミ大先生のソロも最高です.

また,これまでのサバスではあんまりなかったような構成・曲調のものもいくつか入っていて新鮮です("Bible Black" とか"Rock and Roll Angel" とか).僕は,1 曲目の"Atom and Evil" が強いて言えば一番好きですが,本当に捨て曲が一切ありません.

Green Day "21st century breakdown"
前作"American Idiot" を出してしまったせいで,ここ数年迷走していた感のあるGreen Day の4 年(?5 年か?)ぶりの新譜で,またしてもコンセプトアルバムです.

「正直,一回上手く行ったからと言って,似たような路線を続けるのはどーなのよ?」とも思わないでもなかったのですが,聞いてみたら,意外と普通にいいCD でした.

前作と違って,構成力もないのに勢いだけで無理矢理組曲とか長い曲を作ってしまうなんていう失態をおかさず(もちろん,ああいう短いパンクチューンを連結することでひとつの曲を構成するというこれまでに例のない作曲法を生み出したこと自体はとても高く評価していますが,作曲法自体に無理矢理感が溢れていたのは事実なわけで……),単にパンク風味の短い曲を連発するという構成にしたのは好感が持てました.

しかし,本人たちがどう思っているのか分かりませんが,最早,彼らは完全にパンクではなくなってしまいましたね(まぁ「Green Day はパンクじゃない議論」はデビュー当時からあったけど,それでも,かつてはスリーコードな単純な曲を連発して,少なくとも曲の発想や作曲におけるスタンスはパンクだったわけで…….でも,もう,今は完全にパンクではないですね).ノリとしては,むしろ,ビートルズ的な立ち位置になってしまったように思います(もちろん,いちビートルマニアとしてこの比較が如何に無礼かは心得た上で書いてますよ).

全体的に良い曲は多いですが,僕は,1 曲目の"Song of the Century" が好きです(ぉぃ.

筋肉少女帯 「シーズン2」
オーケンのソロを引き摺った感の強かった前作よりは筋肉少女帯臭の強いアルバムでした.(相変わらずメンバーじゃないらしいけど)エディのピアノも冴えていて素晴らしいです(ピアノは).

アルバムのまとまりという観点で言えば,1 曲目〜7 曲目までの流れが完璧なだけに,8 曲目の中途半端な「蓮華畑」で流れがぶった切られてしまっているのが残念です.「蓮華畑」以降で特記すべきは,ノーマンベイツのみです.後半も曲単位で語れば,(蓮華畑も含めて)そんなに悪くはないんだけど散漫でまとまりがない感じです.

まー,元々の筋少好き以外は買う必要ないアルバムでしょう.買っても多分よく分からないと思います(「ノーマンベイツ」や「プライドオブアンダーグラウンド」で顕著ですが,セルフパロディーとかが多いです).

Slipknot "All hope is gone"
「やっちまったなぁ……」という感じ.1 〜 2 曲目の流れが凄く良くて期待したけれど3 曲目以降は一切ダメ.ダメと言っても曲が悪いとかではなく,スリップノットでやっている意味が分からないという意味でダメ.だから,あれほどソロプロジェクト(特にコリーのストーンサワー)の要素を9 人組に持ち込むなと,ファンが言っているのに…….

曲?曲は,まぁ,秀作が揃っていますよ.あくまで,スリップノットとしてではなく,普通の最近のメタルの括りで言えば,ですが.

Marilyn Manson "Eat me, Drink me", "The high end of low"
まず,"Eat me, Drink me" はゴミ(ワゴン入り\800- で買ったのに後悔するレベル).以上……と言って終わらせたいところだけど,もう少し.この前の"The Golden Age of Grotesque" は,アーティスティック路線を突っ走った作品ではあったものの,いくつか良い曲が入っていたのでそこまで悪くありませんでしたが,この作品は全曲を通して,凡庸なコード進行,どこかで聞いたことのあるようなメロディーばっかりで,全く面白みがありません.よって,よほどのマンソンファンでなければ聞く価値は無いでしょう.

"The high end of low" はトゥイギーの復帰作ということで,所々にトゥイギー臭が漏れだしているのがいいです.若干,前々作からのアーティスティック路線を,まだ,引き摺っているのが鼻にかからないではないですが我慢できるレベルです.

しかし,ハードコア臭とか,メタル臭とか,怪しげな感じとかが完全に抜けて,随分綺麗な音を出すバンドになったものです(いい意味でも悪い意味でも).

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流石にCD 6 枚分のレヴューをいっぺんに書くと疲れますね…….
posted by yulico at 14:45| Comment(0) | TrackBack(1) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月28日

過ぎ去りし日々

こんにちわ.yulico です.←こんな書き出しもものすごく久し振りに感じる今日この頃ですが,皆様,元気にお過ごしでしょうか?

最近は,もっぱら日記ばかり更新してしまっていて(本当にただの日記ゆえダダらに更新できるのでどうしても安易に更新してしまいがち),こっちの更新がおろそかになっています.こっちに書きたいことは色々溜まっているんですが,どうしてもボリュームが大きくて,そんなに時間が割けないこともあり,おざなりになっています.精神的な余裕がなくていかんねー.

最近の僕は,もっぱら修論のまとめと,過去の自分の穴だらけのデータの補完に勤しんでおります.よって全然D 論が進んでいない,と.どうも,三年の正規課程で修了するのが無理だろうと言うことが大凡分かってきました(まぁ,一年以上は延ばす気ないけど).

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取り敢えず,こっちで書くべきだと思っているので日記では一切触れていないことをいくつか列挙して,更新するための弾みをつけておこうと思います.

1. 溜まっているCD のレヴュウ記事.
書くべきなのは2,3枚だけれど,特筆しておきたいのがあるので,自分のCD 整理のために書いとく予定です.

2. 北大博物館のあれこれ
このサイトに関連して起こった,その後のアレヤコレヤ.なんか,関わっている人間が本当に可哀想すぎて,(真面目な方向性ではともかく,ネタとして扱うという意味では)急速に興味を失いつつあるんだけれど,謀反(笑)の発起人かつ博物館とは直接関係のない第三者として記録しておく義務があると思うので…….

3. 疑似科学と疑似科学批判について
ちょっと前に同僚がやってた遊びを見ていて,この遊び自体に口を挟む気はなかったんだけど,少し,この遊びに参加している人たちの言う「批判(笑)」とやらにちょっかいを出す気になったので(あと,2 との兼ね合いで,この辺りの立場表明はしとくべきだと思うので).

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いつになったら全部書けるかなー.
posted by yulico at 11:10| Comment(0) | TrackBack(0) | うつうつyulico 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする