という訳で,調子に乗って二回連続で更新.
バンドを一つ解散することになりそうだったり.まぁ,前回,私が千葉から帰ってきて久し振りの練習をしたときになんかノリがおかしかったとか思っていたのであまり意外な話でもなかったのですが…….
原因は,言ってもしゃーないとは思うんですが,長期間練習を出来ない時期(その原因はほとんど私の長期外出だったりするわけですが/汗)がある間に,メンバー間のバンドに対する認識が変わってしまったことでしょうか.簡単に,ありきたりな言い方をすれば「音楽性の相違」と言うヤツです.
バンドと言う形態で,楽器を演奏しようと思った場合,各人は各人で,ある程度,なにがしかのバンド内の「役割」を「演じる」わけです.だから,例えば,ベースを弾くにしても,弾きたいように弾きまくるのではなくて,「このバンド内で,俺は,こう弾くべきであって,こう弾いてはいけない」という暗黙の了解を全員が持っています.ここが,多分,長期間にわたってバンドを継続する上でもっとも難しい点で,この「暗黙の了解」に自分が了解出来るのか?という問題が常につきまとうわけです.簡単に言うと,自分がやりたいのは,こんな音楽じゃない!!ってヤツで,だいたい,普通のバンドの場合,メンバーのほとんど全員が程度の違いはあれ,抱えている感情です.こういう感情がポジティヴに働けば,各人の音楽性の違いから,ちょっとジャンルの壁を壊すようなタイプの曲が出来たり,なんてこともあります.
しかし,バンドと言うのは,ある意味「個人の感情の主張合戦,ぶつかり合い」で物事を表現する場です.そういう場で,誰かが「我慢」出来なくなる,または,それを示唆するような発言をする,と言うことがあると,急にお互いの信頼関係が崩れてしまうのです.こうなってくると,まず,演奏に一貫性がなくなり,なにか都合の悪いことかあるとみんなバンド自体が悪い気がしてきて,メンバー間の関係がギスギスし始め,派閥に別れ……以下略……的な流れでグダグダになってしまうのです.
今回のケースに当てはめると,前回,今月の中旬に,二ヶ月ぶりくらいに練習をしたときに,それがもろに演奏に出てしまい,おそらく全員が,「もう,無理」と思ったのではないかと思います.メンバーの誰一人,「解散せずに○○しよう!!」という提案をしなかったのが全てを象徴していたような気がします.まぁ,演奏にこういう兆候が出た段階で話がまとまったおかげで,最悪のケース(喧嘩→決裂)を迎えることなく済んだのが救いでしょうか?まぁ,しばらくは,このメンバーでやりたいとは思いませんが…….
個人的にこのバンドでやったことは少しで,やるべきことはまだまだいっぱいあったと思うので,こういう路線でバンドはいずれやらなきゃいけないな,とは思っています(おなじメンバーでやることは少なくとも今は考えられないんですが).しかし,今は,このバンドでやっていたようなことではなく,むしろ真逆のことをやりたいので,そのための下準備をやろうかな,と思っております.
メンバーを集めるところから始めなきゃならないので,しばらく浪人生活が続くと思うんですが,その辺は休養だと思ってゆっくりやって行こうと思います.
愚痴を聞く?
posted by yulico at 16:40|
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