2008年07月28日

200 エントリ記念な禁煙トト的ななにかとか,ちょっとしたニュースとか

実は,このエントリでこのblog に私が投稿したエントリは200 になります(なんか,いくつか欠番があるような気もしますが,現時点で生き残っているエントリの数は200 です).

というわけで,なんか面白いことをしようと思ったんですが,あんまり面白いネタが思いつかなかったことと,単純に,最近,お財布に余裕がなくなってきたことのダブルパンチで,禁煙をしてみようと思います.ぱちぱちぱち.

私のリアルな人間像を知っている方は(もしかしたら,プロフィールのところに描かれている肖像画しかしらない方も)私が重度のチェーンスモーカーであることをご存知だと思います.

タバコ万歳!

ニコチン万歳!!

そんな私が禁煙しようと宣言しているわけです.まあ,そう続くわけがないですね.多分,数ヶ月が限度でしょう.もしかしたら数週間かも…….ただし,今回は少しだけ頑張ってみようかなと,思っています.最近,常に肺が痛いし…….

というわけで,企画です.

「yulico の禁煙はどのくらい続くのか?トトカルチョ」

企画自体は簡単です.yulico の禁煙がどのくらい続くかを予想してもらいます.で,最終的な正解者にはなにかいいものを送ろうと思います.

<ルール>
・7/29 を一日目とカウントします.
・予想は日単位で行って下さい(「16 日」など).
・期限は60 日とします.つまり,最長の予想は「60 日以上」となります.
・ジャスト正解な方がいらっしゃらない場合はニアピンな方を正解とします.
・正解者多数の場合は(まあ,このコメント過疎ブログでそんなことはないと思いますが),当選者は抽選になる場合があります.
予想はメール(ba_riot_sid_lc1steinωyahoo.co.jp:金玉を@)にお願いします
・予想に参加されるお客様は,「ハンドルネーム,メールアドレス,予想期間」をメールに書いてお送り下さい.応援メッセイジ的なものがあると泣いて喜びます.
・予想の締め切りは,8/4 の24:00 です.遅れないように気をつけて下さい.また,それまでは私も挫折しないように努力します(汗).つまり,最小の予想は7 日になります(つまり,8/4 に挫折するという予想).
・遠隔地にお住まいの方が参加する場合,当選者プレゼントは郵送になります.yulico に住所を知られたくない方は,参加をお控え下さい.
・参加者が1名もいなかった場合.yulico は静かに枕を涙で濡らします(禁煙は続けますがね……).
・当選者プレゼントに過度な期待を抱かないで下さい.yulico は貧乏学生です…….

(※場合によってはルールが多少追加・変更されることがあります.)

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最後に,尊敬する喫煙の大家の名言を.

「禁煙なんて簡単だ.私はもう数千回も禁煙している」――マーク・トェイン
(Quitting smoking is easy, I have done it thousands of times. ―Mark Twain)

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posted by yulico at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | にっき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月08日

カッとしてやった,今は反省している(私信)

> ヒロムさんのHP からいらっしゃったお客様へ

全て僕が悪いです.不快な思いをさせてしまったことを心底お詫びいたします.

あの記事のコメント欄が荒れてしまったことは,全て僕が軽率な判断で,危険人物を煽ったこと(「文献を教えて下さい」という趣旨の僕の22:07 の発言)が原因です.「荒らし」を助長したと言う意味で,僕がやってしまったことは「荒らし」と大差ないですよね……orz

本当に反省しております…….申し訳ありません.

あの書き込みをした動機は,あまりにも常軌を逸した発言を繰り返す特定人物を論理的に追いつめてコメント欄から追い出そう,というものでした(こういう発想自体が冷静に考えると,そもそも,危険ですね……).

最後にもう一度,本当に申し訳ありませんでした.

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> それ以外のお客様へ

この日記は,ヒロムさんの運営する「ぺんぎんのしょうぎだおし」というサイト内の「地球温暖化に対する見解」という記事に対するコメント欄で,僕,yulico が調子に乗りすぎて,サイト管理者の方,および閲覧者の方々に多大なる迷惑をお掛けしてしまったことに対する謝罪文です.

そんなものはこの場に書くべきことではないと,僕自身思わないではないですが,あの記事に僕が更に書き込みを行うことは,事態を悪化させるだけだと思いますので(そうでなくても,荒らしが発生しているようですし……orz),コメントを差し控えさせて頂きました(ヒロムさんにはMail Form からその旨と謝罪を通知させて頂いております).
posted by yulico at 03:13| Comment(2) | TrackBack(0) | にっき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月06日

東方和楽

同僚(というか,他部署の同輩?)の縞々Kid お兄たんことしましまP の参加した「はじめての東方和楽」白いしましまうさぎ)のCD の再販が刷り上がったと言うことで,お兄たんから直々に購入しました(というか,行商にきた?/笑).凄い人気だったので(メロンもあっという間に売り切れたって話しだし……),前回の初版発売時には直接「売って〜♪」とは,なかなか無理言えなかったのよね……(笑).

感想ー.

……とはいえ,実は,yulico さん,東方の楽曲の元ネタのほうを全く知らないので,あんまり大きい声で感想は語れません.アレンジがどうなのかすら解らないもの…….

しかし,全体的に凄くまとまっていて聞きやすいと思います.作業用BGM にぴったりなので,しばらくヘビーローテかけてると思います.

個人的には,もうちょっと和なアレンジのほうが好みなんだけど,曲が曲だから難しいのかな?つうか,元の曲を知らないから,何とも言えないです(←じゃあ,はじめからなんも言うなと…….多分,調性変えたり,音符の数いじったりまではしてないだろうから,これ以上「和」になんて無茶振りだわな……).

ニコニコで聞いていたときには,琴のお姉さんが心配ではあったんだけど(演奏能力,音感的な意味で),CD に入っている限りは,そこまで酷くはなかった.結構,頑張っていると思います.少なくとも,アンサンブルにはなってる(?……微妙か?でも,まぁ,一応は……).ただ,ソロはかなり厳しいと言わざるを得ない…….楽器が弾けることと,楽器が上手いことは,違うんだよね……(自戒をこめつつ).

個人的には太鼓のお兄さん(?)に惚れました.メタルを感じる和太鼓でした.

しまさんに関しては,発言を控えます.どう言っても身内褒めっぽくなってしまうので……(と書いて,遠回しに高評価を/笑).いや,元々ピッチの安定するわけのない「和笛」でここまで西洋音階鳴らせるってすげえよ,実際.

東方の音楽が好きな人や,こういうタイプの西洋音階を和っぽくアレンジした(というか,和楽器で演奏した)音楽が好きな人には凄くお勧めです.個人的には,最後の曲が曲的にもアレンジ的にも好きでした.

というわけで宣伝を.

こちらから注文できるようですよ
posted by yulico at 17:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月05日

科学者はバカじゃない

こんにちわ.yulico です.最近の環境問題関連のスレでのねらーの先生方のレス群を見ていて気付いたことを一つ.

「こいつら,IPCC の報告書に関係しているような世界最高峰の頭脳を捕まえて,自分と同程度の脳みその持ち主だと思ってないか?」

…….

2ちゃんねらー(て言うと範囲が広すぎて語弊があるならvipper)というのは,僕の認識では,日本の最底辺の人間の澱のような存在だと思っていたんですが,もしかして,勘違いですか?あの方々は,学会に所属していない,異端の天才科学者かなにかなんでしょうか?

閑話休題.

最近,世の中の環境系電波サイトやら恐竜ヲタサイトやらを巡っていて気付いたこと.

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ただし,以下の文章はこの話でいうところの,サイエンスコミュニケーションの最低限の基準を満たす人間を想定して書いてあります.

しつこいようですが,この一文は重要と考えているので,一応.

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実は,金子隆一が「知られざる日本の恐竜文化」の中で展開していた「ある学術分野」に群がる人間の分類は(少し修正を加えると)非常に妥当な見解なんではないだろうか……ということ.

簡単に説明すると,金子はマニアから研究者と言う「特定学術分野」に群がる人間を下記のように区分している.

「第一段階:その分野に興味をもち,関連書籍を読んでいる程度のマニア」
「第二段階:関連書籍よりも深く知りたいと考え,学生向けの教科書や,場合によっては査読済み論文などの一部をかじっているマニアの親玉」
「第三段階:研究者」

多分,この分類ってどんな学術分野でも成り立っていて,一般社会に対する啓蒙を担う層の人間を非常に悩ませているものだと思う.

この辺りの啓蒙にまつわる簡単なお話は,北村氏のweb site であるhilihili のどこかに書かれていることなので多少端折ります.

一般的に,上記各分類群の人数比は,

第一段階>>>>>>>>>>>>第二段階>>第三段階

……となっています.

で,啓蒙書を発行する人間は,第一段階の人間しか相手にしません(一番売れるから).逆に,第三段階むけには教科書を発行します(数は売れないけれど,そもそも大きい売り上げを期待しているわけではなく,さばける冊数がある程度予想できて,それをさばけば確実に儲けになる,という売り方が出来るから).そこで取り残された第二段階の人間は,読む本がなくなってしまう(素直に第一段階向けの本を読めば良いんだけどそれはしないし,第三段階向けの本やジャーナルは全て読めないし,ほとんど理解できない).

これが,出版と言う「商売」が絡んだときの知識の伝搬格差です.

ここで重要なのは,得られる情報の量が下記の比になっているところ.

第三段階>>>>>>>>>>>第一段階>>第二段階

素直に情報の発信源の数だけを比較すると実は,第一段階のほうが第二段階よりも情報強者なのが現実です

……しかし,残念ながら,世の中はこういう風に上手くは回らないんです.はい.上手く回ってくれたら,情報弱者な第二段階はいずれ駆逐されて,第三段階に出世するか,第一段階に甘んじるようになるわけです.

ところが,そうはいきません.

なぜなら,第一段階からみた序列は下記のようになっているからです.

第三段階>第二段階>>>>>>>>>>>>>>>第一段階

(※実際の序列が,
第三段階>>>>>>>>>>>>>>>>>>>第二段階,第一段階

……ということが第一段階からでは見えないのですな.第一段階と第二段階の差も,確かに十分に大きいから…….
なお,「科学者(第三段階)」と「科学を愛好している人間(第二,第一段階)」との根本的な差異に関しては同僚がよくネタにしているのでそちらをご参照下さい.まぁ,簡単にいうと,サイエンスに真摯であることに,命がかかっているかいないかってとこ?)

つまり,第一段階から見ると第二段階も第三段階と同じく「先生」になってしまう,と言うこと.

しかし,さっきも言った通り,受け取っている情報量は,

第三段階>>>>>>>>>>>第一段階>>第二段階

なわけです.要は,第一段階より無知なはずの第二段階が第一段階の「先生」になりうると言う現象が生じます.

しかし,第二段階の人間は,第一段階向けの真っ当な普及書を読まないし(多少は読むのか?),第三段階のしている高度な議論には全くついて行けません.そう言う人間が至るのは,必然的に無理解による科学の誤解です.理解できないなら,自分の脳みその出来を呪って,第一段階に混ざれば良いのに,何故かそれをしないんですね.じゃあ,なにをするのかと言うと,




「第三段階の理屈は間違っている!なぜならこの俺様が理解できないからだ!……だから俺はこの学問に新しい理論を吹き込んで,新世界の神になる!!」




んで,その無知,または不十分な理解に基づく根本的に誤った理屈を,第二段階は第一段階向けに出版してしまうんです…….ここで,便宜的にこういうアホな第二段階を「似非第三段階」と名付けましょう…….

(※もちろん,比較的真っ当な勉強をし,比較的真っ当な第二段階の人間も存在します.でも,そう言う人って,第三段階が十分に正しいことを認識しているから,騒いだりしないんだよね……,まして出版までは……)

そうやって,似非第三段階による出版の影響を混ぜると,上記の序列は,

第三段階>>>>>>>>>>>>>>>>>>>第二段階,第一段階

から,

第三段階>>>>>>>真っ当な第二段階(←何故かここから第一段階が消える)

第一段階<<<<<<<似非第三段階

……という2つの式に変わります(不等号の向きが大事).この時点で,第一段階は,完全に研究者とは関わりを持てない存在になってしまうわけです(こうなってしまうのは,第三段階の人間が啓蒙活動をほとんど行わないことに対して,似非第三段階が活発に動き回ることが原因のひとつではあるんだけれど……).

こうなると,社会というくくりの中では,実際には正しい認識を持っているはずの第三段階と真っ当な第二段階の人間よりも,誤った妄想に引き摺られる可哀想な人たちの数が圧倒的に多くなってしまうわけです.

やがて…….

似非第三段階の妄言は,第一段階の人間を洗脳し,第一段階の人間の認識は,

「むしろ,第三段階とかいって,研究者のほうが妄想に取り憑かれてるんじゃね?」

……という,本末転倒に至るんじゃないでしょうか?

「なんで,専門家じゃない似非第三段階先生が言っているような単純なことも理解できずに,科学者(第三段階)とか言うバカは,王道だからって主要説を信じるの?バカなの?」

……とかいう発言に繋がるんじゃないでしょうか?

「そうか,科学者(第三段階)とかいう連中は,似非第三段階先生の言うことをちゃんと理解できている俺様よりバカなんだな.そんなバカの研究費に税金が使われるとかマジ死ねよ」

……とかなっているんじゃないでしょうか?








ふ ざ け ん な !


……はあはあ.

(落ち着くために手元のお茶を飲む)



……さて,これでなんか,全部理解できたような気がします.

そこに,社会一般で,理科の難しさは,

物理,化学>>>>>>>>>>生物学>>>>地球科学

……という認識が広まっている状況です.



そりゃあ,環境問題系のネタや,古生物学界隈にアホが湧くわけだ……

(※例えば物理じゃこんなサイトがあったり,これに類するような書籍があったって,誰も見向きもしないからね.多分,研究者が十分に尊敬されているから)


でさ.

結局,これって,もうどうしようもなくね?

そんな,絶望のお話でした.

……もう,僕らに出来ることは,小鳥おねえたんに癒されることだけだよ…….
posted by yulico at 17:56| Comment(0) | TrackBack(0) | おべんきょう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月03日

例のアレ

……食べてみましたよ.

これ

どうしよう…….

なんか,振られたネタ的に考えて,

「普通に美味かった」

とか,

「途中で味が変わるって発想は新しいし,どっちも普通にイケた」

とか,

「単に普通の新商品に可愛い絵をくっつけただけじゃね?」

とか……言えない.


とても言えないよ,ママン.




え……えーと…….

……青い髪の子の口の位置がおかしいよね…….

……一番右が一番可愛いと思うよ…….

……とか?

……とか言っておけば良いの?

も,萌え〜.

思わず,真ん中の子にセーシぶっかけちゃったよ〜.

院生部屋で,こんな可愛い子のプリントされているラーメン食べてるなんて,アタマがフットーしそうだよぅ!!




……これで良いの?


……本当にこれで良いのか?



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……こんな容姿な上,普段からアキバ系な雰囲気を醸し出している(らしい?)くせに,実際には全くそっちの世界を理解できないオヂさんには,これ以上の反応は無理だよ!?

(※注:yulico は特定の漫画家には詳しいけど,それ以外には漫画もアニメも全く見ないのでアキバ系のネタには全く反応できません.萌え漫画とか読まねーし,メイドとか興味ないし,アニメとかサザエさんくらいしか見ないし)



むしろ,後輩がもらってたこっち(のai ちゃん)だったら,いくらでも切りようがあったのにっ!!!



……くやしいっ,でも,感じちゃうっ!!

(ビクビクっ……プシャーッ!)


↑これでアキバ系ネタが通じないとか…….




あ,普段,小難しいこと言っているように見せかけてますが,yulico はこの程度のバカですよ?下ネタ万歳.

うん.

確実に今日の記事で読者数が減ったな.
posted by yulico at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | にっき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最近みつけた面白かった記事とか

「大学教員の日常,非日常(http://blog.livedoor.jp/yahata127/)」というblog の記事.

「任せるなら,ミスしても怒るな」
http://blog.livedoor.jp/yahata127/archives/52042376.html
「任せると,任される」
http://blog.livedoor.jp/yahata127/archives/52057656.html

「失敗されて困るようなことは、任せちゃだめだよ。信じるってのは、成功も失敗も含めて信じるだからね」


名言ですなー.

多くの人間は,任せた人間に100 % を期待しがちなんでしょうけれど,人間である限り100 % なんてことはないわけです.こういうこのblog の筆者であるフラスコ氏の言う非対称な関係がちゃんと理解できていない人間って結構多いんじゃないでしょうか?

うちの研究室の壁に貼ってある「週に2回以上社員を怒鳴りつける経営者の皆様へ」という冊子のコピーにも似たものを感じます(この冊子をうちの教官が貼っている,と言うところが,また,笑いどころなんですがwww).冊子の内容は「使えない人間になにを言っても無駄.使えない人間を登用した貴方のミス」とでも要約すれば良いでしょうか.それが,ポップなイラストで面白くまとめられています.この会社の広告みたいです.

この件に関しては,上で引用した「体育の先生の言葉」と,それに関するフラスコ氏の解説以上に僕がなんか言うのは蛇足以外の何ものでもないのでおしまい.



……ただ,こういう観点で人間関係を眺めると面白いなー,と思います.誰が誰のことをどの程度信頼しているのか,とかね…….いや,これ以上は危険だから言いませんが.

閑話休題.

このblog にやってくる人の検索キーワードの話.

最近,「環境問題(笑)」シリーズを立て続けに更新したおかげか,このblog に「環境問題」関連の検索ワードでやってくるお客様が増えました.わーい!

しかし,そう言う検索ワードを眺めていると,恐ろしいことに丸山茂徳の「寒冷化」発言はかなり世の中に浸透しているんだなぁ……と感じます.まぁ,大先生だから当然といえば当然なのですが…….でも,みんな,もう少し頭を使おうぜ?

よく,「地球温暖化の主な原因は二酸化炭素」という発言をする真っ当な学者を捕まえて「主要説に追従しているだけで思考停止している」なんて一般人の発言を見るんだけれど(先日取り上げた記事中にもちらほらいるよね),丸山先生のネームバリューを笠に着て,「地球は寒冷化するんだ.エコエコ言っている学者はバカだ」と叫んでいるのはもっと思考停止していると思うんだ……(つーか,先述のタイプの真っ当な学者は全く思考停止してないしね…….ついでに言うと,丸山先生はサイエンスの上で『嘘は言っていない』と言うところが問題だったりする.詳しくは「環境問題(笑)4」を読んでね).まぁ,一般人に「学者と同程度の考察をしろ」なんて無茶を言うつもりはないですけど,脊髄反射のように「王道」に反抗している姿は,第三者からみると滑稽以外の何ものでもないですよ.

閑話休題.

メタラーな可愛い後輩にCD とか化石を貸したら「お礼に」と,こんなものをもらいました.東京に行っていたらしいです.

取り敢えず,今晩食べてみたら明日ネタにします.
posted by yulico at 16:10| Comment(0) | TrackBack(0) | うぇぶろぐ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月01日

転落

こんばんわ.yulico です.

この界隈の面々はご存知の通り,今週末には古生物学会が仙台で行われます.今回は,発表がない上(冬の古生物学会で発表予定なので),現在,特に重要な緊急を要する仕事を抱えていない僕は,周囲であたふたする同僚を物見遊山気分で眺めていました…….

そんなところに登場した教官の一言.

教官「お前,地質学会で発表やからな」

ゆ「……っえ!?」

教官「あ,でも,締め切りまであと十日やけどな」

教官「あと地質学会では肝になる部分はまだ黙っておけよ?」

ゆ「え?じゃあ,なにを発表すれば……」

教官「層序やろうなー.まぁ,K さん(僕のやっているタクサの偉い人)のネタは越えへんといかんけどなwww」


…….

………….

………えーとorz

気が付けば 一番余裕のない 自分かな(字余り)
posted by yulico at 21:33| Comment(0) | TrackBack(0) | おべんきょう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

環境問題(笑)5

ようこそ,「四弦低音楽器が笑う…不気味に.」へ.
このテキーラはサービスだから,まず飲んで落ち着いて欲しい.

うん,また「環境問題(笑)」なんだ.済まない.
仏の顔もって言うしね,謝って許してもらおうとも思っていない.

でも,このスレタイを見たとき,君は,きっと言葉では言い表せない 「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う.
殺伐とした世の中で,そういう気持ちを忘れないで欲しい,そう思って このスレを立てたんだ.

じゃあ,注文を聞こうか.

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ペペネタ
「ぶっちゃけ環境問題って捏造としか思えんのよ」
(URL: http://pepeneta.blog78.fc2.com/blog-entry-704.html

もう,これまでも散々書いたことを蒸し返すのも面倒くさいので一問一答形式の箇条書きで書いていきます.ネタにマジレスです.体力的な問題で全レスは勘弁して下さい…….

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あと,以前,僕の書いた下記の記事を事前に読んだほうが良いかもしれません…….そうすると,この記事で取り上げられている質問がどれほど馬鹿げているかが解ると思います.

「環境問題(笑)」
「環境問題(笑)2」
「環境問題(笑)3」
「環境問題(笑)4」

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Q. 本当に温暖化しているの?

A. はい.温暖化を示すグラフなんて巷に死ぬ程溢れています.それだけで不満でしたら詳しくはこのシリーズの第一弾「環境問題(笑)」「環境問題(笑)2」をどうぞ.アイスコアの融解は,最近十数年が過去1万年で一番温暖であることを示しています.

Q. 「寒冷化」を唱えている学者もいるのになんで,そんなに確定的にいうの?

A. 確定的に言う理由は「ほとんど詰んでるから」.将棋で言えば,後数手.詰んでいることはわかっているのに投了していない状態.

「寒冷化」を唱える学者の代表である丸山茂徳先生に対する批判は「環境問題(笑)4」に詳しく書いてあります.簡単に言うと,「寒冷化」「温暖化」という単語の定義の違いです.仮説のサイエンティフィックな背景は間違っていなくとも,それでどの程度の影響が出るのか,という見積もりに間違いがあるんじゃあ…….

Q. 人間ゴトキの活動で地球がどうにかなるわけがないだろ?

A. どうにでもなります.

現在の地球システムを考える時,「岩石圏」「水圏」「大気圏」「生物圏」にならぶ大きなシステムとして「人圏」を考えるのが通常です.そのくらい,人間は環境に対する大きな影響力を持っています.

ちなみに,現在の地球上の大油田は大部分が白亜紀中期のOAE と呼ばれるイベントで形成されたものです.OAE というイベントは簡単にいうと,極端な温暖化によって海洋底の酸素が無くなったために,海洋底の堆積物中に大量の有機物が保存されたイベントです.このイベントによって大気中の二酸化炭素が大量に有機炭素として埋没したおかげで,白亜紀後期には両極に氷が形成される程の寒冷化が起こったとされています(というのは正直大袈裟だとは思いますが,Norris et al., 2008 で,Turonian 後期には氷床が形成されていた可能性が論じられています.ただ,氷床形成の有無はともかく,気温が急激に低下したのは事実です).

白亜紀中期が非常に温暖な期間であったことは一般にもよく知られています(現在よりも二酸化炭素分圧が10 倍〜20 倍も高かったと考えられています).この超温暖期から氷床を形成するまでの「寒冷化」を引き起こしたOAE のイベントによって蓄積された大量の有機炭素を,現在の文明は二酸化炭素に戻しているのです.温暖化しないほうがおかしいと思いませんか?

Q. 恐竜がいた時代はもっと暑かったじゃん?

A. 白亜紀のことを言いたいんだと思います.前質問で書いてある通り,大気中の二酸化炭素が10 倍以上あり,非常に温暖な環境でした.そして,現在,人間はその時代に地層中に蓄積された有機炭素を燃やすことで,その大規模な温暖化を再現しようとしています(もちろん,全炭素が石油になったわけでもないし,石油を全部燃やしたわけでもないので,白亜紀には戻りませんが…….でも,両極に氷がない時代はもうすぐだろうなー).

Q. エコエコ詐欺ですよね?

A. 政治の世界を通して経済界や産業界にまで行った問題に当blog が答えることはできかねます.

ただ,商売人どもと科学者を一緒に扱うな!!

こっちはサイエンスに命をかけている人間なのであって,サイエンティフィックな議論もされずに全否定される義理はない.少しは頭を使え,バカども.

Q. 温暖化しているから二酸化炭素が増えているかも知れないじゃん?

A. その可能性はゼロではないけれど,結局,二酸化炭素が増えたら暑くなるよ?

因みに,産業革命以降に増加しているとされる二酸化炭素の増加分が,人為起源であることは観測事実です.詳しくは「環境問題(笑)2」をご参照下さい.

Q. エコエコ言っている女を見てると悲しくなってくる.

A. そういうあなた方を見ているほうが悲しいです.少しは脳みそを使いましょう.

エコエコ言っている人も脳みそを使っていないことは明白ですが,同じバカなら「扱いやすいバカ」のほうがいいです.施政者的に考えて.

まぁ,学者はどっちも嫌いですが.

Q. 石油がどうやってできるかわかったの?

A. 1〜10 まで全部がわかっていないとでも?それとも,石油無機起源とか言う宗教の信者?

Q. 間氷期の終わりは一瞬気温が上がってがくっと下がる時期がある.今がちょうどその時.温暖化して大変だ,対策をしようと思っているうちに数年たつとなんだかよく分からないうちに気温がいきなり下がりはじめるから,「対策の効果があってよかった」,「温暖化に歯止めがかかった」,「我々の提言のおかげだ」とか自分の成果で温暖化が止まったような発言をして預言者や地球の救世主を気取る奴が続出する.

A. まず「間氷期」じゃなくて「氷期」な.Younger-Dryas 期の「ぶり返し寒冷化」の話ですね.「Day After Tomorrow」を見てお勉強したんでちゅね.えらいでちゅねー.

……が,寒冷化のほうが温暖化より遥かにヤバいって知ってる?で,その寒冷化が起こる前の温暖化にならないように何とかしようとしてるって知ってる?で,学者がそこまで考慮した上で「温暖化」の警告をしているって知ってる?

ちなみに,最終氷期のあとにYounger-Dryas の寒冷化が来るまでBering-Allerod の温暖期が2000 年くらいあるんだ.たった数年で寒冷化とか有り得ないです.もちろん,温暖化もそんなに短いスパンで捉えている人はいません.詳しくは「環境問題(笑)4」をご参照下さい.

Q. 二酸化炭素より砂漠化のが問題だと思うんだが?普通なら植物が吸収するエネルギーが地面に直接当たって熱になりそうじゃね?

A. それも含めて温暖化です.

Q. 温暖化が嘘かどうかじゃなくて,温暖化の原因が人間かどうか疑わしいよ.

A. 原因です.先述の通り.

Q. 温暖化で世界中の氷が溶けているかのような話になっているが,北極圏の氷は溶けているものの,南極圏(南氷洋)の氷は1978 年から現在までの間に8 % 増えているって言うけど?

A. これも既に書いた気がしますが…….「環境問題(笑)2」だったかな…….

問題なのは氷の総量ではなくて,面積です.氷は太陽光を反射してくれるので,氷の面積が減ると地球にたどり着く太陽光の量が増加します.すると当然地球は温暖化が促進されます.

温暖化で大気中の水蒸気量は増えるから,南極の降雪量が増えるのは事実です.しかし,それは南極の中心部だけの話です.中心部でどんどん雪が降って氷がいくら厚くなっても,縁辺部からどんどん融けていって,氷自体の面積はどんどん小さくなるから無関係です.むしろ,それによってどんどん温暖化は加速します.アルベドフィードバックという現象です.アルベドについても「環境問題(笑)2」に書いてあります.

Q. 都市温暖化じゃないの?

A. そんな説は遥か昔に否定されています.なんで北極の氷が溶けていると思っているの?北極に都市があると思ってるの?バカなの?死ぬの?つーか,死ねよ.

Q. 二酸化炭素減らしたところで解決しないよ.解決に近づく可能性があるだけだよ.それをさも二酸化炭素を減らすことが温暖化解決の唯一絶対みたいなこと言ってるからじゃない?

A. 前半は事実.もう詰んでいますから.

今行われているキャンペーンは「人力で何とかできるのは二酸化炭素の排出量だけなんだから,何とかしたらどうですか?」というのが科学者からの提案です.それ以外は政治の世界の話なので科学は無関係です.

ちなみに,二酸化炭素削減以外に何も考えていないみたいな言い方をされるのは心外ですので,個人的には気が進まないものの,過去の記事でネタにした「巨大日傘説」にリンクしておきます(参考:「以前書いた記事のお詫びと訂正」).これが本当に妥当な方法かどうかはおいておいて,科学者は色々考えているんだってことを主張しておきます.

Q. 温室効果ガスは二酸化炭素以外にも無数にある.最大の温室効果ガスは水蒸気で全温室効果ガスの9割以上.

A. 水蒸気が大きい因子なのは事実だけど,どうやって調節するつもりなんでしょう?海にラップでも張るの?バカなの?死ぬの?つーか,死ねよ.(2 回目)

因みに,90 % ってのは量比で,温室効果の度合いは完全無視だよね?あと,水蒸気以外の温室効果ガスって,代表的なのは窒素酸化物,硫黄酸化物,フロンなんだけど,これって工業起源で,二酸化炭素と発生源は一緒なんだ.だから,工業を自重しろと(ry

Q. 二酸化炭素が増加すると地球の平均気温が増加するという証拠も科学的根拠もない.

A. 一世紀以上前に科学的根拠が示されていますが?(参考:「環境問題(笑)4」

アレニウスは教科書に名前を残すだけあって,本当に天才だったんだなー,と思います.

Q. 人間が人為的に排出する二酸化炭素の総量は,自然界が排出するCO2の総量の2.5%しかない.

A. ソースは?地球環境の専門家の卵である僕の読んだことのない論文を読んだことがあるって凄いです.次に引用するときは,ジャーナルとタイトルと年代と筆頭著者名を教えて下さい.

比較的真面目にレスをすると,増加しているのは自然バランスの中で行われている放出,吸収のサイクルから外れてしまっている分のみの増加量.地球内部からの二酸化炭素の放出と,様々な作用による炭素固定はほぼ釣り合っている(完全には釣り合っていない).しかし,そこに自然吸収分で賄いきれない「人為起源」の二酸化炭素が大量放出されてしまっているからいま問題となっています.全炭素サイクルの二酸化炭素の2.5 % も毎年増えているって考えたら恐ろしくないですか?

Q. 気温が上昇しても海面は上昇しない,むしろ極地の降雪量が増えて海面が下がる可能性もある.

A. 論外.どうやったら,融解量・熱膨張を超える降雪をもたらせるのか?

Q. NASA の研究によると,南極の氷はむしろ増えている.

A. これは先述の通り.むしろ,このデータは学者を絶望のどん底に突き落としました.だって,温暖化が進行している紛れもない証拠ですもの…….しかも,最悪な「温暖化の正のフィードバック」が起こっていると言う…….

Q. 仮に二酸化炭素濃度が上昇しても,それは植物にとって好都合,巨大シダ植物が群生していた3億年前は現在の10倍の二酸化炭素濃度だった.

A. そうだね.でも,生態系は変わるよ?

現在の農作物の生産地が急激に変化したらどうなると思う?まぁ,これは経済とか政治の問題だから,科学者にとっちゃ何でもないんですけれどね.

Q. 仮に気温が上昇しても,それは一般的に動植物にとって好都合.

A. これも事実.でも,生息地を失う動植物が多いのも事実.なんで,そんな簡単なことも解らないのだろう…….つーか,別に科学者は温暖化すること自体,屁とも思っていません.

僕は札幌在住ですが,10 年後には東京くらいの温暖な暮らしやすい街になると思うので,その日が来るのを心待ちにしています.あんな寒い冬はもう嫌だ!

Q. 今から40年前,地球の気温は下がっていた.マスコミは「地球寒冷化で人類は大被害を受ける」と煽っていた.

A. 科学は日々進歩して,今では今後100 年で起こる大きな環境シフトまで予測できるようになりました.

マスゴミ?なにそれ?おいしいの?

Q. マスコミがよく取り上げるツバル水没は,海面上昇ではなく太平洋戦争時の米軍の飛行場建設で地盤沈下を起こしているため.

A. ツバルについてはそうでしょう.大体,まだ大陸氷床はほとんど融けていないのに,海水面が上昇するわけがないです.でも,それも時間の問題なんですがね…….

Q. ツバル以外の大多数の海岸線は特に変わっていない.

A. 変わる前に何とかしたいものですね?特に,大部分が海抜以下の大都市東京を抱える日本としては.

Q. バイオエタノールによる温暖化政策で穀物価格が急上昇し,結果として飢饉を招いている.

A. バイオエタノールがカーボンニュートラルと言うのは幻想です.なので,誰も本気で取り組んじゃいません.もっと残酷なことを言うと,学者は経済がどうなろうと知ったこっちゃないです.

Q. 異常気象も昔からあったけど今は通信網と技術の発展により今までビデオカメラが入らなかったところにカメラが入り,リアルタイムで現状を伝えるためインパクトが強いニュースになる.例えばアフリカで大洪水が起きて何万人もの人が死んでも昔なら映像が無ければTVで放送せず,下手をすると数日たって新聞に数行の記事が出るだけで終わりだったのが,今では現地の人がビデオカメラで写した映像が数時間後にはショッキングな映像として配信されてそれを見た多くの人に「温暖化を原因として多発する異常気象」として象徴にされている感が強い.

A. 科学者は各々の異常気象の原因に関して「温暖化が関与している」なんて絶対言いません.つーか,そんなもん解るかよ.IPCC の報告書の冒頭に書いてあるじゃん,そんなこと.

Q. 実はみんな気づいてるんだろ.
今更ちょっとばかしエコなんてやっても手遅れで無駄だって.
でも多分,自分が生きてるうちは大丈夫だから
無駄で面倒な事はやり事はやりたくない


A. これが事実なんだろうなぁ…….じゃあ,我々の努力って一体なんなんだろう…….

でも,最近の報告を読んでいると,「メキシコ湾流(世界最大の海流)があと10 年くらいで弱体化する(参考:「環境問題(笑)3」)」とか「北極点の氷は,後数週間の気候次第で,今年の夏になくなるかも」とか「南極点付近で降雪量が増えている」とか,かなりカタストロフなものばっかりだから,いま,「若者」と呼ばれている人たちにとっては,全然人事じゃないんだけどね…….

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……批判にもなっていない,サイエンティフィックな背景の全くない,あまりにも下らない言説が多過ぎて後半は特に適当になってしまいましたが,こんなものでしょうか?

しかし,ネタにマジレスは本気で疲れるな…….

因みに,少し前にも書きましたが,僕のスタンスはあくまでこうですので…….

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<参考>
「環境問題(笑)」
・環境問題のこれまでの簡単な議論の流れと,それが,お茶の間に伝わるまで.に焦点を当てて解説しています.

「環境問題(笑)2」
・環境問題.主に温暖化問題に関する簡単な入門.ただし,書いたときの不手際で「ミランコビッチサイクル」に触れていません…….いずれ書かないとなぁ…….

「環境問題(笑)3」
・2ch で祭られたとある記事について.

「環境問題(笑)4」
・丸山先生のおっしゃられる「太陽線温暖化仮説」のからくりとか.あと,「異説」はなんで生じるのか,など.

posted by yulico at 03:06| Comment(0) | TrackBack(0) | おべんきょう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする