学者は<世界のあらゆるものの在り方を究め、1つのレコード(記録)を作ることに興味と使命を感じているのである。ガリレオが地動説を唱えたが、ああしたレコードを探求する意味は、世上にあるすべてのことを明らかにするのが目的であって、人類は次から次へとレコードをつくってゆくことによって進歩発展する。(昭和天皇、朝日新聞10/1/8朝刊磯田道史 この人この言葉より)
2010年04月26日
事業仕分け
前回の事業仕分けでは,くだらない愚痴をぼそぼそとつぶやいていたけれど,今回は,以下の金言を引用するに留めます.
2010年04月04日
さよなら札幌,こんにちは仙台
かなり長らく放置しておりましたが,一応,元気に生きております.yulico です.
実はこっちのほうには全く報告していなかったのですが,今年度末で研究室の引越しに伴い,学籍が北海道大学から東北大学に移ることになりました.……そんなわけで,大学へ入学して以来,8 年の月日を過ごした札幌を離れました(現在は,既に仙台の住居に移っております).
僕が,こうなることを聞いたのは11 月頃のことだったと思います.指導教官殿に呼び出されて,唐突に「東北大学に移ることになったから,ヨロシク!」といわれました(ここら辺の軽いノリは,端から見るとアカハラ的ななにかにしか見えない気もしますが [笑],自分を含めてそーいう研究室なので仕方がありません).それからは,引越しの準備にてんてこ舞いだったり,身内に忌み事が立て続けにあったりで忙殺され続けていたりでしたので,ここのようなweb 上のアウトプットなどが完全に停滞しておりました.そんなわけで,引越しの報告やら,事情の詳しい説明やらもないまま,このblog も半分閉鎖状態で放置することになっていた,というわけです(かろうじて日記のほうは書いたり書かなかったりしていましたが……).
本格的な引越しが2 月から始まって,3 月のはじめには研究室(@北大)が完全に機能停止.僕は,というと,3 月15 日をもって札幌から撤退しました.
いま現在,先に述べたように僕はすでに仙台に移り住んでいるのですが,一応,まだ,北大の学生であり,東北大の学籍はもっておりません(北大には退学届を提出済みだけど,受理は3 月末日になる……という予定だったのですが,blog へのアップが遅くなり,既に4月ですので学籍は移動済みです).そのため,北大にいても研究室がないし,東北大の利用も(ある程度許されているとはいえ)基本的にはできないという,宙ぶらりんな立場になっています.なので,本格的に研究をすることもできないので(とはいえ,やること,やれることはたくさんあるのですが……),ある程度,時間に余裕があります.そんなわけで,札幌での生活のことを色々,思い返してみても良いんじゃないかなー,と思いました.
更新休止明けにすることではないのかも知れませんが,ちょっとだけ僕の思い出話にお付き合い下さい.
--
北海道は,自分の生まれ故郷でもあり(札幌ではなく,函館ですが……),大学〜博士後期課程2 年間までの8 年間を過ごした土地であり,その半分以上を占める研究生活の中で歩き回った土地でもあるので,思い入れが深い土地ではあります(正確に言うと,研究という観点でいえば全く縁が切れたわけではなく,僕が業界を去ることがない限り向こう十数年に渡って北海道という土地自体との関係が切れることはないのですが……).しかし,これは自分でもビックリしていることですが,北海道に対して去り難い郷愁のようなものは,あんまり感じませんでした.……かといって,特に仙台での新生活(?)へ向けての「期待感」といった類いの感情が高まっているということではないのですが…….そういえば,自分の故郷と認識している千葉を去るときも,そんなことを思った記憶がないので,そもそも,僕自身がそういうことに無頓着な冷血人間なんだろうとは思います.千葉を離れるときの感情については,いわゆる遠距離恋愛をすることになる上での去り難さはあったと思いますが…….
僕が札幌に住みはじめたのは,2002 年の春のことです.基本的に,それまで,北海道に来るのは夏であることが多かったので,春先の,まだ,路肩に雪のある景色を眺めながら,「とんでもない地の果てにきてしまった……」と思ったことを,よく覚えています.たぶん,その頃の僕は,希望に胸を膨らませる輝く新入生だったことでしょう.もちろん,まさか自分がそのまま博士後期課程まで進学して,都合,8年もここに住み続けることになる,だなんて,想像だにしていませんでした.
当時は,高校時代から付き合っていた彼女を実家のある千葉に残してきており,高二病を拗らせていた僕は,そういう "悲劇的" なシチュエイションを気取っては,それが格好良い……とまでは流石に思っていなかったけど,ある種のコンプレックスのように思っていて,精神状態はダークサイドよりだったと思います.
〜教養時代〜
教養時代(1 年)は,化学系(当時の入試の制度は理学部の中で「数学系」「物理系」「化学系」「生物系」の4系統から2つ選択する,という形式でした.僕は,「生物系」と「化学系」の2つを選択して,第二希望だった化学系での合格でした)の学生だったので,必修教科が理学部中で最も多く,基本の授業単位を取るだけで週の単位数が22 時限,とか,そういう状況で,毎日,8:45 〜18:00 まで授業詰めだったことを覚えています.
そんなわけで,クラスメイトとは授業時間を長くともにすることになり,比較的,はやく仲のいい友達グループができ,そんな連中と,毎週のように飲み会を開いたり,試験対策の勉強会をやったり,徹夜で麻雀に興じたり……,それなりにリア充チックな生活をしていました.
授業やクラスの外の活動としては,フォークソング研究会(フォークソングとは名ばかりのバンド部)に所属して,ベースとドラムをはじめたりしました.また,1年の後期頃から,家庭教師とコンビニでのバイトをはじめました.この頃は,いまよりも体力が有り余っていたので,朝 4:00 〜10:00 までコンビニでバイト→18:00 まで授業→19:00 〜21:00 まで家庭教師のバイト→翌朝のコンビニバイト……というような,いまからは信じられないようなスケジュールで動いていたりしました.その合間に,週に数回のバンドのスタジオ練習,月に数回の短期バイトなんかもこなしていたのですから,我ながらよくやってたなぁ,と思います.
1年の年度末に,1年後期の授業で出会った山本先生の講義に感銘を受けて,高校まで全く縁のなかった地球科学の分野に進級することを決めました.もともと,生物系(特に系統分類学の講座)志望だったのですが,どう言うわけか,興味の矛先がまったく変わってしまったのでした.この辺りの変遷は,いまもって,自分でもよく解りません.その後,まぁまぁ真面目な学生だった僕は,単位取得数と点数が良かったこともあり,すんなりと地球科学科へ進級するのでした(……というか,地球科学科はそもそも不人気学科なので点数が悪くても選考に落ちることはないわけですが……).
〜学部生時代〜
地球科学科進級直後,「地球科学」の王道は「岩石学」であって,かつて自分が山本先生の講義で興味をもったような「古環境学」や「古生物学」といった学問分野は(少なくとも北海道大学では)傍系中の傍系で,それらを扱う授業なんてほとんどない,ということに気付き,壁にぶつかるとともに,急激に学校に対して熱意がなくなりました(……とはいえ,多少のサボリ癖がついたとはいえ,当時のクラスの中では,それなりに真面目に学校に来て,熱心に授業を受けている学生の部類に入っていたと思います.根が真面目なので……).しかし,そんな風に,はじめは一切興味の涌かなかった「岩石学」や「地球化学」なんかのお勉強も,続けていればそれなりに楽しくなってくるもので,一時は,鉱物学〜岩石学の研究室へ入ることも考えたくらいには興味をもつに至りました(その影には,数少ない「古生物」「古環境」系の授業の「面白くなさ」がかなりありましたが…….特に,当時の「地球史」,「堆積学」や「古生物学」などの授業の一部は,教育として成り立っていませんでした.今になってみれば,M 先生の担当していた「古生物学」の授業について思うところもありますが,当時は,本当に退屈な "なにか" だとしか思えませんでした).
学部も3年生になると,座学だけではなく,お遊び程度の野外実習やマトモな顕微鏡実習が始まるようになりました.そうやって,実物をいじって学問の真似事をできるようになると,一時的に離れていた学問に対する熱意が復活し,地球科学全般に興味が湧くようになりました.しかし,その一方で,地質調査実習の指導をしていたK 先生が,本当に学生を育てることに向かない人(学生を育てる気がない人,と言い換えてもいいかもしれません)で,この人の指導を受けた結果,一時的に地質調査アレルギーのようなものを発症して,卒業研究ではルートマップを描いたり,地質調査をメインにするような研究室に入るのは絶対にやめよう,と思ったほどでした(具体的には,「地質調査の面白みをまったく教えられていない」,「(当時の北大の地質教育全般に渡ってそうなのだが)タービダイトと断層と褶曲と不整合の4現象だけを異常なまでに強調するだけで,学問的に広がりがあることを教えられない」,「ルート調査をルーチン化しすぎて,ただの作業になっていた」,「地質図を書くような調査ではなく,1ルートのみの簡素なプログラムで地質現象の広がりのようなものを理解できない」,「挙げ句の果てに,調査時に露頭に近づくことを禁止される」などなど,教育に対する不満点を挙げるとキリがありません).
しかし,何故か,4年生への進級時には,地質調査が研究のメインになるような地層解析学研究室(旧:層位古生物学研究室,現:地球環境史研究室/たしか,僕が4年生になるとともにこの名前に変わりました)に進学することになるのでした…….この心境の変化も,いまもって,理解ができません.夏の地質実習から半年経っていて,地質調査アレルギーのことを忘れていたのか,そもそも地球科学科進級当初の志望であった「古環境」「古生物」を扱う研究室であったからなのか,夏に野外巡検で触れた現指導教官や当時の教授に惹かれるものがあったのか,(これは当時考えていたことですが)厳しい先生についてしばかれた方が,基本的に怠け者な自分には好ましいんじゃないか,という考えが強かったのか……,それらが複合的に絡み合ったのか,とにかく,何故だか,そんな研究室に進級したのでした.
〜卒論以降〜
卒論のテーマは,4月に入ってすぐに「穂別町(現・むかわ町大字穂別)付近に分布する上部蝦夷層群(鹿島層)の地質」に決まりました.5月頃まで文献調査や,車・調査道具の調達に費やし,はじめてフィールドに入ったのが6月初旬だったと思います.このとき僕を調査に連れて行ってくれたのは,いまの僕の師匠で,当時,北大でPD 研究員をしていた高嶋さんでした.このとき,ついで,ということで手伝いとして入った高嶋さんの下部蝦夷〜空知層群のフィールドの道程がキツく,熊だらけで非常に怖かったにも関わらず,最終的に「面白い!」という感想を抱いてしまったのが,その後の僕の運命を決めたのでしょう……orz
卒論時は,7 〜10 月下旬まで,一人で山を歩き回りました(当時は金がなかったので,宿泊費節約のため長期滞在はせず,3 〜4 日くらいを車泊で耐える,という単発調査を毎週くり返す,という調査スタイルでした).この2 〜3 ヶ月の経験で,地質調査の面白さに目覚め,それが,現在までの研究の原動力に繋がっているわけですから,人生って単純だなぁ,と思います.
その後,修士論文,博士論文と,様々な山を歩き回ることになったり,師匠のフランス〜イタリアの調査に同行したり,色々なことはあったのですが,この辺りの出来事は,このblog にも散々書かれていることなので,思い出としてわざわざ振り返ることもないと思います.
--
こうやって振り返ってみると,8年は長かったなぁ,と思うとともに,いい加減,あの土地にも馴染みすぎていたので,新天地に移るには頃合いだったのかなぁ,ということも思わないではありません.別に土地に馴染むのは悪いことではないんですが,あんまりにも馴染みすぎると,そこで腐ってしまうことも,ありえない,とは言えないので…….
幸い,ここ2 〜3 週間,仙台で過ごしていて,(学校が山の上の隔離された土地にあり,札幌都心に位置していた北大に比べ,非常に不便であることを除けば)この土地は,なかなか暮らしやすいところだと思いました.まぁ,こんなところに1, 2 年住んでみるのも良いんじゃないか,といまは,思っています.これまで,関東平野のど真ん中である東京・千葉,扇状地の上の札幌市など,平坦な土地にしか住んだことがないので,坂道だらけの町に住むのも,それなりに面白いと思います.
そんなわけで,これから,本州人としてしばらくは生きていくことになるので,よろしくお願いします.
実はこっちのほうには全く報告していなかったのですが,今年度末で研究室の引越しに伴い,学籍が北海道大学から東北大学に移ることになりました.……そんなわけで,大学へ入学して以来,8 年の月日を過ごした札幌を離れました(現在は,既に仙台の住居に移っております).
僕が,こうなることを聞いたのは11 月頃のことだったと思います.指導教官殿に呼び出されて,唐突に「東北大学に移ることになったから,ヨロシク!」といわれました(ここら辺の軽いノリは,端から見るとアカハラ的ななにかにしか見えない気もしますが [笑],自分を含めてそーいう研究室なので仕方がありません).それからは,引越しの準備にてんてこ舞いだったり,身内に忌み事が立て続けにあったりで忙殺され続けていたりでしたので,ここのようなweb 上のアウトプットなどが完全に停滞しておりました.そんなわけで,引越しの報告やら,事情の詳しい説明やらもないまま,このblog も半分閉鎖状態で放置することになっていた,というわけです(かろうじて日記のほうは書いたり書かなかったりしていましたが……).
本格的な引越しが2 月から始まって,3 月のはじめには研究室(@北大)が完全に機能停止.僕は,というと,3 月15 日をもって札幌から撤退しました.
いま現在,先に述べたように僕はすでに仙台に移り住んでいるのですが,一応,まだ,北大の学生であり,東北大の学籍はもっておりません(北大には退学届を提出済みだけど,受理は3 月末日になる……という予定だったのですが,blog へのアップが遅くなり,既に4月ですので学籍は移動済みです).そのため,北大にいても研究室がないし,東北大の利用も(ある程度許されているとはいえ)基本的にはできないという,宙ぶらりんな立場になっています.なので,本格的に研究をすることもできないので(とはいえ,やること,やれることはたくさんあるのですが……),ある程度,時間に余裕があります.そんなわけで,札幌での生活のことを色々,思い返してみても良いんじゃないかなー,と思いました.
更新休止明けにすることではないのかも知れませんが,ちょっとだけ僕の思い出話にお付き合い下さい.
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北海道は,自分の生まれ故郷でもあり(札幌ではなく,函館ですが……),大学〜博士後期課程2 年間までの8 年間を過ごした土地であり,その半分以上を占める研究生活の中で歩き回った土地でもあるので,思い入れが深い土地ではあります(正確に言うと,研究という観点でいえば全く縁が切れたわけではなく,僕が業界を去ることがない限り向こう十数年に渡って北海道という土地自体との関係が切れることはないのですが……).しかし,これは自分でもビックリしていることですが,北海道に対して去り難い郷愁のようなものは,あんまり感じませんでした.……かといって,特に仙台での新生活(?)へ向けての「期待感」といった類いの感情が高まっているということではないのですが…….そういえば,自分の故郷と認識している千葉を去るときも,そんなことを思った記憶がないので,そもそも,僕自身がそういうことに無頓着な冷血人間なんだろうとは思います.千葉を離れるときの感情については,いわゆる遠距離恋愛をすることになる上での去り難さはあったと思いますが…….
僕が札幌に住みはじめたのは,2002 年の春のことです.基本的に,それまで,北海道に来るのは夏であることが多かったので,春先の,まだ,路肩に雪のある景色を眺めながら,「とんでもない地の果てにきてしまった……」と思ったことを,よく覚えています.たぶん,その頃の僕は,希望に胸を膨らませる輝く新入生だったことでしょう.もちろん,まさか自分がそのまま博士後期課程まで進学して,都合,8年もここに住み続けることになる,だなんて,想像だにしていませんでした.
当時は,高校時代から付き合っていた彼女を実家のある千葉に残してきており,高二病を拗らせていた僕は,そういう "悲劇的" なシチュエイションを気取っては,それが格好良い……とまでは流石に思っていなかったけど,ある種のコンプレックスのように思っていて,精神状態はダークサイドよりだったと思います.
〜教養時代〜
教養時代(1 年)は,化学系(当時の入試の制度は理学部の中で「数学系」「物理系」「化学系」「生物系」の4系統から2つ選択する,という形式でした.僕は,「生物系」と「化学系」の2つを選択して,第二希望だった化学系での合格でした)の学生だったので,必修教科が理学部中で最も多く,基本の授業単位を取るだけで週の単位数が22 時限,とか,そういう状況で,毎日,8:45 〜18:00 まで授業詰めだったことを覚えています.
そんなわけで,クラスメイトとは授業時間を長くともにすることになり,比較的,はやく仲のいい友達グループができ,そんな連中と,毎週のように飲み会を開いたり,試験対策の勉強会をやったり,徹夜で麻雀に興じたり……,それなりにリア充チックな生活をしていました.
授業やクラスの外の活動としては,フォークソング研究会(フォークソングとは名ばかりのバンド部)に所属して,ベースとドラムをはじめたりしました.また,1年の後期頃から,家庭教師とコンビニでのバイトをはじめました.この頃は,いまよりも体力が有り余っていたので,朝 4:00 〜10:00 までコンビニでバイト→18:00 まで授業→19:00 〜21:00 まで家庭教師のバイト→翌朝のコンビニバイト……というような,いまからは信じられないようなスケジュールで動いていたりしました.その合間に,週に数回のバンドのスタジオ練習,月に数回の短期バイトなんかもこなしていたのですから,我ながらよくやってたなぁ,と思います.
1年の年度末に,1年後期の授業で出会った山本先生の講義に感銘を受けて,高校まで全く縁のなかった地球科学の分野に進級することを決めました.もともと,生物系(特に系統分類学の講座)志望だったのですが,どう言うわけか,興味の矛先がまったく変わってしまったのでした.この辺りの変遷は,いまもって,自分でもよく解りません.その後,まぁまぁ真面目な学生だった僕は,単位取得数と点数が良かったこともあり,すんなりと地球科学科へ進級するのでした(……というか,地球科学科はそもそも不人気学科なので点数が悪くても選考に落ちることはないわけですが……).
〜学部生時代〜
地球科学科進級直後,「地球科学」の王道は「岩石学」であって,かつて自分が山本先生の講義で興味をもったような「古環境学」や「古生物学」といった学問分野は(少なくとも北海道大学では)傍系中の傍系で,それらを扱う授業なんてほとんどない,ということに気付き,壁にぶつかるとともに,急激に学校に対して熱意がなくなりました(……とはいえ,多少のサボリ癖がついたとはいえ,当時のクラスの中では,それなりに真面目に学校に来て,熱心に授業を受けている学生の部類に入っていたと思います.根が真面目なので……).しかし,そんな風に,はじめは一切興味の涌かなかった「岩石学」や「地球化学」なんかのお勉強も,続けていればそれなりに楽しくなってくるもので,一時は,鉱物学〜岩石学の研究室へ入ることも考えたくらいには興味をもつに至りました(その影には,数少ない「古生物」「古環境」系の授業の「面白くなさ」がかなりありましたが…….特に,当時の「地球史」,「堆積学」や「古生物学」などの授業の一部は,教育として成り立っていませんでした.今になってみれば,M 先生の担当していた「古生物学」の授業について思うところもありますが,当時は,本当に退屈な "なにか" だとしか思えませんでした).
学部も3年生になると,座学だけではなく,お遊び程度の野外実習やマトモな顕微鏡実習が始まるようになりました.そうやって,実物をいじって学問の真似事をできるようになると,一時的に離れていた学問に対する熱意が復活し,地球科学全般に興味が湧くようになりました.しかし,その一方で,地質調査実習の指導をしていたK 先生が,本当に学生を育てることに向かない人(学生を育てる気がない人,と言い換えてもいいかもしれません)で,この人の指導を受けた結果,一時的に地質調査アレルギーのようなものを発症して,卒業研究ではルートマップを描いたり,地質調査をメインにするような研究室に入るのは絶対にやめよう,と思ったほどでした(具体的には,「地質調査の面白みをまったく教えられていない」,「(当時の北大の地質教育全般に渡ってそうなのだが)タービダイトと断層と褶曲と不整合の4現象だけを異常なまでに強調するだけで,学問的に広がりがあることを教えられない」,「ルート調査をルーチン化しすぎて,ただの作業になっていた」,「地質図を書くような調査ではなく,1ルートのみの簡素なプログラムで地質現象の広がりのようなものを理解できない」,「挙げ句の果てに,調査時に露頭に近づくことを禁止される」などなど,教育に対する不満点を挙げるとキリがありません).
しかし,何故か,4年生への進級時には,地質調査が研究のメインになるような地層解析学研究室(旧:層位古生物学研究室,現:地球環境史研究室/たしか,僕が4年生になるとともにこの名前に変わりました)に進学することになるのでした…….この心境の変化も,いまもって,理解ができません.夏の地質実習から半年経っていて,地質調査アレルギーのことを忘れていたのか,そもそも地球科学科進級当初の志望であった「古環境」「古生物」を扱う研究室であったからなのか,夏に野外巡検で触れた現指導教官や当時の教授に惹かれるものがあったのか,(これは当時考えていたことですが)厳しい先生についてしばかれた方が,基本的に怠け者な自分には好ましいんじゃないか,という考えが強かったのか……,それらが複合的に絡み合ったのか,とにかく,何故だか,そんな研究室に進級したのでした.
〜卒論以降〜
卒論のテーマは,4月に入ってすぐに「穂別町(現・むかわ町大字穂別)付近に分布する上部蝦夷層群(鹿島層)の地質」に決まりました.5月頃まで文献調査や,車・調査道具の調達に費やし,はじめてフィールドに入ったのが6月初旬だったと思います.このとき僕を調査に連れて行ってくれたのは,いまの僕の師匠で,当時,北大でPD 研究員をしていた高嶋さんでした.このとき,ついで,ということで手伝いとして入った高嶋さんの下部蝦夷〜空知層群のフィールドの道程がキツく,熊だらけで非常に怖かったにも関わらず,最終的に「面白い!」という感想を抱いてしまったのが,その後の僕の運命を決めたのでしょう……orz
卒論時は,7 〜10 月下旬まで,一人で山を歩き回りました(当時は金がなかったので,宿泊費節約のため長期滞在はせず,3 〜4 日くらいを車泊で耐える,という単発調査を毎週くり返す,という調査スタイルでした).この2 〜3 ヶ月の経験で,地質調査の面白さに目覚め,それが,現在までの研究の原動力に繋がっているわけですから,人生って単純だなぁ,と思います.
その後,修士論文,博士論文と,様々な山を歩き回ることになったり,師匠のフランス〜イタリアの調査に同行したり,色々なことはあったのですが,この辺りの出来事は,このblog にも散々書かれていることなので,思い出としてわざわざ振り返ることもないと思います.
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こうやって振り返ってみると,8年は長かったなぁ,と思うとともに,いい加減,あの土地にも馴染みすぎていたので,新天地に移るには頃合いだったのかなぁ,ということも思わないではありません.別に土地に馴染むのは悪いことではないんですが,あんまりにも馴染みすぎると,そこで腐ってしまうことも,ありえない,とは言えないので…….
幸い,ここ2 〜3 週間,仙台で過ごしていて,(学校が山の上の隔離された土地にあり,札幌都心に位置していた北大に比べ,非常に不便であることを除けば)この土地は,なかなか暮らしやすいところだと思いました.まぁ,こんなところに1, 2 年住んでみるのも良いんじゃないか,といまは,思っています.これまで,関東平野のど真ん中である東京・千葉,扇状地の上の札幌市など,平坦な土地にしか住んだことがないので,坂道だらけの町に住むのも,それなりに面白いと思います.
そんなわけで,これから,本州人としてしばらくは生きていくことになるので,よろしくお願いします.
2010年02月08日
「涼宮ハルヒの消失」
こんばんわ.yulico です.かなり久し振りの更新ですが,個人的な映画の感想の備忘です.
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単純にアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」を全部見ているので,その続きが映画になったのであれば見ておきましょうか,というのと,「ハルヒ」の映画をわざわざ初日に見にくる客層というものに非常に興味があったので,同じくアニメ全編を視聴済みの相方(ヲタ)を連れて初日最終上映回へ.
映画館に入ると,ビックリするくらいの数のオタクが並んでいました.それはもう,ビックリするぐらいテンプレートなオタク像の人ばっかり.ただ,一部にはカップルとか,古き良きアニヲタみたいなタイプの人もちらほらと見掛けられました.少なくとも,「エヴァ:破」初日の客層のような「あの時代を共有体験としてもつ」という客の一体感のようなものは感じられませんでした(いや,ただ単に僕ら自身が「ハルヒ」に思い入れがないだけなんですが……).
しかし,リアルで「消失長門の可愛さは異常」とか言っているオタクを生で見ることが出来た,という体験自体は貴重なものだったと思います.
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以下,感想(含ネタバレ).
感想をひと言で言い表せば「30 分アニメを 5, 6 本繋げたって,一本の映画はできねーよ!」っていうことに尽きます.
ただひたすらにシーンを結合しただけと言う印象.そして,ただひたすらに冗長(キョンの語りのみによる物語の表現という「ハルヒ」という作品そのものの魅力は "語り部の冗長さ" にあると思うけれど,そういういい意味での冗長さではなく,退屈と言う意味での冗長.語りが冗長なのではなく,シーンそのもの,アニメーションそのものが冗長).多分,原作を知っている人はこういう,原作の全てのシーンを過不足無く映像化していること(?)に満足するんだろうけれど,映画というメディアと小説というメディアでできることの違いを見いだしたいと思うタイプの人にはナンセンス極まりないできに見えると思う.少なくとも,原作を(うすぼんやりとは前情報で知っていたとはいえ)全く読んだことのない僕にとっては,前評判で最も囁かれていた「原作の再現率」なんて心底どーでもいいので,「なんでこんなシーンを入れているんだ?(例:細かい寝起きシーンなどなど)」とか「この部分はもうちょっと過度に演出して観客にしつこく印象づけた方がいいんじゃね?(例:朝倉の長門に対する思い@おでんのシーンなどなど)」とか「小説とかならともかく映像作品でこのリアリティーのなさはヒドい(例:7F → 5F までの移動のエレベーター内での会話の長さ,不審人物(キョン)に対する色んな人の反応などなど)」とかが,もの凄ーく気になってストーリーに入りきれなかった.
あと,ストーリーのタイムラインがメチャクチャなのは,原作が出て久しい(らしい)けれど,誰も突っ込んでないの?あまりにも作中の解説がテキトーすぎて僕の理解が足りないだけかも知れないけれど,僕の理解では朝倉(俺の嫁)に刺された段階でキョンが死んでるんだけど,それで良いのかしら?(つまり,情報の連続性が保たれていれば「肉」に意味はないというスタンスなの?別にそーいうSF は珍しくもないから,それならそれで良いんだけれど).あと,素直に作中の光陽園古泉やら朝比奈さん(大)の解説だけを信じると,いろいろ明らかな矛盾があるけれど,実際の原作者の脳内タイムラインはどーなっているのか気になる(もし知っている人がいたら教えて欲しい←自分で調べる気はない).
(映画としてではなく)普通のアニメとして一定水準の面白さを維持していたとは思うけれど,これって結局「"長門さんの顔をしているのに人間らしい女の子" を描きたかっただけなんじゃねーの?」という風に邪推してしまいます(もしかしたら邪推じゃないのかも知れないけど).さらに,もっともらしく「ヒューマノイドインターフェイスに芽生えはじめた感情が暴走して『普通の女の子』としてキョンと接したかった」なんて解説がつけられているけれど,そういう場合に俎上にあるはずの「"感情" とは何ぞや?」という(SF 的)哲学を独自に解決しようとせずに,過去のSF 作品に依存することで言及しようともしない姿勢に悪い意味での狡猾さ(というか一種のいやらしさ)を感じました.
あ,あと,アニメーションの動きが凄くぬるぬるしているせいで,逆に,普通の人体の動きじゃないのが気になった(歩くときの足の間接の動きが不自然だったり,とか).ぬるぬる動かすんなら,ジブリくらい人の動きを研究した上でデフォルメして欲しい.それができないんだったら,ぬるぬる動かすのが間違い.
うーん.まぁ,そんな感じです.
なんか,うちの相方を含むオタクの方々が上映後になんかヒドいものを見たことを必死で否定するように「消失長門可愛かった」とか,そういう会話しかしていなかった,のが全てだったと思う(比較するものではないが,「エヴァ:破」のときは,同じ映画館,同じ初日最終上映だったけど,全員がスタンディングオベーションだったからねぇ).
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単純にアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」を全部見ているので,その続きが映画になったのであれば見ておきましょうか,というのと,「ハルヒ」の映画をわざわざ初日に見にくる客層というものに非常に興味があったので,同じくアニメ全編を視聴済みの相方(ヲタ)を連れて初日最終上映回へ.
映画館に入ると,ビックリするくらいの数のオタクが並んでいました.それはもう,ビックリするぐらいテンプレートなオタク像の人ばっかり.ただ,一部にはカップルとか,古き良きアニヲタみたいなタイプの人もちらほらと見掛けられました.少なくとも,「エヴァ:破」初日の客層のような「あの時代を共有体験としてもつ」という客の一体感のようなものは感じられませんでした(いや,ただ単に僕ら自身が「ハルヒ」に思い入れがないだけなんですが……).
しかし,リアルで「消失長門の可愛さは異常」とか言っているオタクを生で見ることが出来た,という体験自体は貴重なものだったと思います.
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以下,感想(含ネタバレ).
感想をひと言で言い表せば「30 分アニメを 5, 6 本繋げたって,一本の映画はできねーよ!」っていうことに尽きます.
ただひたすらにシーンを結合しただけと言う印象.そして,ただひたすらに冗長(キョンの語りのみによる物語の表現という「ハルヒ」という作品そのものの魅力は "語り部の冗長さ" にあると思うけれど,そういういい意味での冗長さではなく,退屈と言う意味での冗長.語りが冗長なのではなく,シーンそのもの,アニメーションそのものが冗長).多分,原作を知っている人はこういう,原作の全てのシーンを過不足無く映像化していること(?)に満足するんだろうけれど,映画というメディアと小説というメディアでできることの違いを見いだしたいと思うタイプの人にはナンセンス極まりないできに見えると思う.少なくとも,原作を(うすぼんやりとは前情報で知っていたとはいえ)全く読んだことのない僕にとっては,前評判で最も囁かれていた「原作の再現率」なんて心底どーでもいいので,「なんでこんなシーンを入れているんだ?(例:細かい寝起きシーンなどなど)」とか「この部分はもうちょっと過度に演出して観客にしつこく印象づけた方がいいんじゃね?(例:朝倉の長門に対する思い@おでんのシーンなどなど)」とか「小説とかならともかく映像作品でこのリアリティーのなさはヒドい(例:7F → 5F までの移動のエレベーター内での会話の長さ,不審人物(キョン)に対する色んな人の反応などなど)」とかが,もの凄ーく気になってストーリーに入りきれなかった.
あと,ストーリーのタイムラインがメチャクチャなのは,原作が出て久しい(らしい)けれど,誰も突っ込んでないの?あまりにも作中の解説がテキトーすぎて僕の理解が足りないだけかも知れないけれど,僕の理解では朝倉(俺の嫁)に刺された段階でキョンが死んでるんだけど,それで良いのかしら?(つまり,情報の連続性が保たれていれば「肉」に意味はないというスタンスなの?別にそーいうSF は珍しくもないから,それならそれで良いんだけれど).あと,素直に作中の光陽園古泉やら朝比奈さん(大)の解説だけを信じると,いろいろ明らかな矛盾があるけれど,実際の原作者の脳内タイムラインはどーなっているのか気になる(もし知っている人がいたら教えて欲しい←自分で調べる気はない).
(映画としてではなく)普通のアニメとして一定水準の面白さを維持していたとは思うけれど,これって結局「"長門さんの顔をしているのに人間らしい女の子" を描きたかっただけなんじゃねーの?」という風に邪推してしまいます(もしかしたら邪推じゃないのかも知れないけど).さらに,もっともらしく「ヒューマノイドインターフェイスに芽生えはじめた感情が暴走して『普通の女の子』としてキョンと接したかった」なんて解説がつけられているけれど,そういう場合に俎上にあるはずの「"感情" とは何ぞや?」という(SF 的)哲学を独自に解決しようとせずに,過去のSF 作品に依存することで言及しようともしない姿勢に悪い意味での狡猾さ(というか一種のいやらしさ)を感じました.
あ,あと,アニメーションの動きが凄くぬるぬるしているせいで,逆に,普通の人体の動きじゃないのが気になった(歩くときの足の間接の動きが不自然だったり,とか).ぬるぬる動かすんなら,ジブリくらい人の動きを研究した上でデフォルメして欲しい.それができないんだったら,ぬるぬる動かすのが間違い.
うーん.まぁ,そんな感じです.
なんか,うちの相方を含むオタクの方々が上映後になんかヒドいものを見たことを必死で否定するように「消失長門可愛かった」とか,そういう会話しかしていなかった,のが全てだったと思う(比較するものではないが,「エヴァ:破」のときは,同じ映画館,同じ初日最終上映だったけど,全員がスタンディングオベーションだったからねぇ).
2009年12月31日
取り急ぎ
本当に更新をしている余裕がまったくないので取り急ぎ年末のご挨拶を……orz
本年はありがとうございました.
今回は身内に不幸があったため,年賀を欠きますが,来年もよろしくお願いします.
本年はありがとうございました.
今回は身内に不幸があったため,年賀を欠きますが,来年もよろしくお願いします.
2009年08月12日
取り敢えず,生存報告
こんばんわ.yulico です.決して,死んでいたり,日記に活動の中心を移して,このblog からフェイドアウトしようとしたりしているわけではありません.念のため.
……いかんせん,このblog で書こうと思っていること(後述)が,そうそう簡単にサラッと書き上げられることではないのと,余暇がほとんどないことが組み合わさって,更新ができない状態が続いています(その割に日記の更新頻度は高い気がするけれど).
--
……というわけで,今のうちに,自分のクビを無理矢理絞める意味で,今後,書こうと思っている予定のネタを公開しておきます.
・以前から幾度も書くと言っているにもかかわらず,未だに,書く予定も立っていない「北大博物館古生物展示糾弾サイト」の顛末と個人的な覚え書き.これは,本サイトのほうにもここに書くよりは真面目な文章を書かないといけないなー,と思っているので,それと同時に書く予定(は未定).
・いくつか前の,環境問題系の記事のコメント欄についたコメントに対するコメントと,コメントした読者様のサイトに対するアレコレ.
・また,それ(上)に付随して,最近,書かないといかんなー,と思っている温暖化関連のアレコレ(つまり,「環境問題(笑)」のシリーズ新作).
・今更感が溢れているんだけれど,地向斜/テクトニクスのパラダイムシフト関連で,最近思うこと.地団研のこと.科学を"信じる" ということ,などについて.
……いまのところ,書きかけているものも含め,こんなラインナップと展開を考えております.
……いかんせん,このblog で書こうと思っていること(後述)が,そうそう簡単にサラッと書き上げられることではないのと,余暇がほとんどないことが組み合わさって,更新ができない状態が続いています(その割に日記の更新頻度は高い気がするけれど).
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……というわけで,今のうちに,自分のクビを無理矢理絞める意味で,今後,書こうと思っている予定のネタを公開しておきます.
・以前から幾度も書くと言っているにもかかわらず,未だに,書く予定も立っていない「北大博物館古生物展示糾弾サイト」の顛末と個人的な覚え書き.これは,本サイトのほうにもここに書くよりは真面目な文章を書かないといけないなー,と思っているので,それと同時に書く予定(は未定).
・いくつか前の,環境問題系の記事のコメント欄についたコメントに対するコメントと,コメントした読者様のサイトに対するアレコレ.
・また,それ(上)に付随して,最近,書かないといかんなー,と思っている温暖化関連のアレコレ(つまり,「環境問題(笑)」のシリーズ新作).
・今更感が溢れているんだけれど,地向斜/テクトニクスのパラダイムシフト関連で,最近思うこと.地団研のこと.科学を"信じる" ということ,などについて.
……いまのところ,書きかけているものも含め,こんなラインナップと展開を考えております.
2009年06月29日
2009年06月28日
ヱヴァンゲリヲン:破(ネタバレ含む)
注:この日記は現在公開中の「ヱヴァンゲリヲン:破」のネタバレを含みます.未視聴の方はご注意下さい.因みに未視聴の方にも安全な簡単な感想は日記に書いたので,どんな様子だったのかを知りたい方はそちらをご覧下さい.
こんにちわ.yulico です.以前も書いた通り,中学生当時,庵野に盛大に釣られてしまった中二病患者であった人間の義務として,昨日の公開初日に新劇場版の「破」を見に行ってきました.会場の様子などはこちらの日記にまとめていますので,ご覧下さい.以下は,読んでいる人が既に視聴済みなものとして,感想を書きますので,くれぐれもご注意下さい.
--
(以下,ネタバレあり)
こんにちわ.yulico です.以前も書いた通り,中学生当時,庵野に盛大に釣られてしまった中二病患者であった人間の義務として,昨日の公開初日に新劇場版の「破」を見に行ってきました.会場の様子などはこちらの日記にまとめていますので,ご覧下さい.以下は,読んでいる人が既に視聴済みなものとして,感想を書きますので,くれぐれもご注意下さい.
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(以下,ネタバレあり)
2009年06月08日
うわぁ……
先の記事を上げてから数時間,既に検索サイト等から「ニセ科学」「疑似科学」「似非科学」などをキーワードにしていらっしゃったお客様が 15 名を超えた模様(幸いまだ炎上してはいないようだけど).そして,それとは無関係にそういう日に限って「地球寒冷化」なんてキーワードでやってくるお客様も多いという……(これはそんなものを頻繁にネタにしている自分のせい).何だろう,この泣きっ面に蜂的なシチュエイション.
みんなニセ科学が大好きなんだろうな,ニセ科学とやらを信じている人と同じくらい.
--
なんで,そのニセ科学批判に向けている膨大なエネルギーを,(彼らの信じる)真っ当な科学の普及活動や研究活動そのものに割かないのかは永遠の謎ですな.
みんなニセ科学が大好きなんだろうな,ニセ科学とやらを信じている人と同じくらい.
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なんで,そのニセ科学批判に向けている膨大なエネルギーを,(彼らの信じる)真っ当な科学の普及活動や研究活動そのものに割かないのかは永遠の謎ですな.
2009年04月27日
釣れた,釣れた
前回のエントリでこんなネタをやったわけだが,釣れた,釣れた.世の中の人たちは,一体どれだけ寒冷化や温暖化が大好きなんだろう?
今日一日だけで「寒冷化」「温暖化」関係のキーワードで検索して来たお客様が10 名以上って……(普段は平均で週に2, 3 人程度).
今日一日だけで「寒冷化」「温暖化」関係のキーワードで検索して来たお客様が10 名以上って……(普段は平均で週に2, 3 人程度).
大地球寒冷化と人類の採るべき道
四月末になって,札幌や青森で積雪が観測されるなんて,丸山先生の仰る地球寒冷化の奔りに違いありません!!
どうやら,青森では22 年前に次ぐ観測史上もっとも遅い積雪だったようです.
(10 年くらい前に関東で桜咲く中,降雪ってイベントがあった気がしますが…….あのときの全国の気温はどのくらいだったのだろう?……と思って気象庁の記録を調べてみたんだけど,記録が見つからなかった…….ほとんど一瞬の霙みたいなものだったから記録上は残っていないのかな?当時,自分がせーしゅんまっただ中の多感な時期だから,鮮烈に印象に残っているだけで,実は大したことがなかったとか?)
これは,温暖化対策なんてしている場合じゃありません!寒冷化は,温暖化よりもはるかに深刻な環境事変です.過去に,温暖化が起こって生物に大きな影響を与えたと言う例はほとんどありませんが,寒冷化による大絶滅の例は数限りなくあります(代表的かつ有名なところで,C/P がもろそうだよね).
つまり!過去のイベントの統計からいって,生物は「温暖化」よりもはるかに「寒冷化」に弱いと言えます.
このような寒冷化による影響を受けるのは,何も野生動物に限った話ではありません!我々人類にとっても大変な出来事なのです!!!
温暖化対策で「二酸化炭素削減!」,「低炭素社会(笑)!」なんて言っていたら,寒冷化が進行しちゃうよ!!
早く,地球温暖化なんて言う仮説を撤回して,寒冷化対策をはじめないと大変なことになるよ!!原因とか,理屈とか,そんなのは,実際に寒い今,関係ないんだから!!!
取り敢えず,地球環境系blog(笑)を自称する,当「低音四弦楽器が笑う……不気味に。」といたしましては……
石油ストーブを窓の外に向けてフル燃焼!
……という対策を提唱します!
--
ナイツの塙じゃない方のような,細かいボケを全部拾ってくれる優しい突っ込みの相方を随時募集中です.
どうやら,青森では22 年前に次ぐ観測史上もっとも遅い積雪だったようです.
(10 年くらい前に関東で桜咲く中,降雪ってイベントがあった気がしますが…….あのときの全国の気温はどのくらいだったのだろう?……と思って気象庁の記録を調べてみたんだけど,記録が見つからなかった…….ほとんど一瞬の霙みたいなものだったから記録上は残っていないのかな?当時,自分がせーしゅんまっただ中の多感な時期だから,鮮烈に印象に残っているだけで,実は大したことがなかったとか?)
これは,温暖化対策なんてしている場合じゃありません!寒冷化は,温暖化よりもはるかに深刻な環境事変です.過去に,温暖化が起こって生物に大きな影響を与えたと言う例はほとんどありませんが,寒冷化による大絶滅の例は数限りなくあります(代表的かつ有名なところで,C/P がもろそうだよね).
つまり!過去のイベントの統計からいって,生物は「温暖化」よりもはるかに「寒冷化」に弱いと言えます.
このような寒冷化による影響を受けるのは,何も野生動物に限った話ではありません!我々人類にとっても大変な出来事なのです!!!
温暖化対策で「二酸化炭素削減!」,「低炭素社会(笑)!」なんて言っていたら,寒冷化が進行しちゃうよ!!
早く,地球温暖化なんて言う仮説を撤回して,寒冷化対策をはじめないと大変なことになるよ!!原因とか,理屈とか,そんなのは,実際に寒い今,関係ないんだから!!!
取り敢えず,地球環境系blog(笑)を自称する,当「低音四弦楽器が笑う……不気味に。」といたしましては……
石油ストーブを窓の外に向けてフル燃焼!
……という対策を提唱します!
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ナイツの塙じゃない方のような,細かいボケを全部拾ってくれる優しい突っ込みの相方を随時募集中です.
2009年04月18日
2ちゃんねらー
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1251488.html
自分が偏っていたり,歪んでいたりするから,他人のことも偏っていたり,歪んでいたりしてみえるんじゃねーの?
無神論者で,極右で,差別主義者で,自己中な僕が思うくらいだから相当キテるよね.
……まぁ,大方の人間はウェブ上の発言はネタでしているんだと思うけど,ごく一部にそういうことが全く分かっていない層がある気がする…….
因みに僕は,新聞って凄くニュートラルなメディアだと思います.例え,朝日新聞でも(まぁ,普段はほとんど読まないけど).
--
あんまりウェブ上に社会的な主義主張を書くのは好きじゃないんだけれど,科学が一般人にまったく伝わらない理由の片鱗が見えたのでコメント.
そりゃー,はじめから「ステ○サウルスの板には,なんらかの意図がある」って思えば,ステゴサウ○スの板は「性的ディスプレイ」に見えるし,「違うところがあるかどうかを探そう」という視点で記載すれば,フタ○スズキリュウは「新属新種」になるだろーさ.
もっと一般的な事象に落とすなら,はじめから「地球温暖化が陰謀論だ!」なんて思っていたら,どんな証拠も恣意的に解釈して地球温暖化をなくすことだってできるよねー.
……結局,新聞だろうが,サイエンスだろうが,なんだろうが,データに対して真摯にならなければなにも読み取ることができないのよね.
自分が偏っていたり,歪んでいたりするから,他人のことも偏っていたり,歪んでいたりしてみえるんじゃねーの?
無神論者で,極右で,差別主義者で,自己中な僕が思うくらいだから相当キテるよね.
……まぁ,大方の人間はウェブ上の発言はネタでしているんだと思うけど,ごく一部にそういうことが全く分かっていない層がある気がする…….
因みに僕は,新聞って凄くニュートラルなメディアだと思います.例え,朝日新聞でも(まぁ,普段はほとんど読まないけど).
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あんまりウェブ上に社会的な主義主張を書くのは好きじゃないんだけれど,科学が一般人にまったく伝わらない理由の片鱗が見えたのでコメント.
そりゃー,はじめから「ステ○サウルスの板には,なんらかの意図がある」って思えば,ステゴサウ○スの板は「性的ディスプレイ」に見えるし,「違うところがあるかどうかを探そう」という視点で記載すれば,フタ○スズキリュウは「新属新種」になるだろーさ.
もっと一般的な事象に落とすなら,はじめから「地球温暖化が陰謀論だ!」なんて思っていたら,どんな証拠も恣意的に解釈して地球温暖化をなくすことだってできるよねー.
……結局,新聞だろうが,サイエンスだろうが,なんだろうが,データに対して真摯にならなければなにも読み取ることができないのよね.
2009年04月06日
ちょwww
このblog に「RIBON-Y」で検索してきたのだれだ???www
以前から,某掲示板で同僚がなんかをやらかすたびにoa(ry とかで検索してうちに辿り着く人とかはいたみたいなんだけれど,まさかRIBON-Y くんを検索してここに辿り着く人がいるとは思わなかった…….つーか,RIBON-Y くんって自分のweb site さらしてなかった?ここ.
毎度のごとく,どこかの掲示板を荒らしたのだろうか?それとも,RIBON-Y くんが,自分の評判をネット上で探すために検索したのだろうか?それとも,ネット上にあのRIBON-Y くんのほかにRIBON-Y というハンドルネームを使っている人がいるのだろうか?……なぞが深まるばっかりです.
つーか,見ず知らずの他人をここまでネタとして引っ張るとか,いずれ刺されそうだな,俺www
以前から,某掲示板で同僚がなんかをやらかすたびにoa(ry とかで検索してうちに辿り着く人とかはいたみたいなんだけれど,まさかRIBON-Y くんを検索してここに辿り着く人がいるとは思わなかった…….つーか,RIBON-Y くんって自分のweb site さらしてなかった?ここ.
毎度のごとく,どこかの掲示板を荒らしたのだろうか?それとも,RIBON-Y くんが,自分の評判をネット上で探すために検索したのだろうか?それとも,ネット上にあのRIBON-Y くんのほかにRIBON-Y というハンドルネームを使っている人がいるのだろうか?……なぞが深まるばっかりです.
つーか,見ず知らずの他人をここまでネタとして引っ張るとか,いずれ刺されそうだな,俺www
2009年03月31日
どうしよう……
明日のエイプリルフールネタが思いつきません…….
友人s の結婚がマジ話だったため,本格的に結婚ネタはできなくなってしまったのでどうしようか本気で悩み中…….
友人s の結婚がマジ話だったため,本格的に結婚ネタはできなくなってしまったのでどうしようか本気で悩み中…….
2009年03月25日
業務連絡 about April Fools' Day
業務連絡です.
この度,僕の高校時代の友人(♀)と大学〜修士時代の友人(♂)が結婚することになった(らしい)ので,少なくともエイプリルフールで入籍をネタにすることは有り得なくなりました.今年は水瀬家に婿入りして逆玉にのる予定だったのに……(ぉぃ).
期待されていた,主にネットストーカー方面の方のご期待に沿えないのは非常に心苦しいものがあるのですが,そういうことで.
--
まぁ,上記の結婚する二人の紹介を見て頂ければ分かる通り,友人(♂)の人生を狂わせてしまった二人をはじめに引き合わせたのは僕でして,彼の秘めていた無限の可能性をつぶしたことを本当に申し訳なく思っていますお二人が幸福な家庭を築き,末永く幸せに暮らすことを祈っております.
いや,本当に心から祝福していますよ!本当に!←力を入れて書く程軽薄に見える.
……っていうか,今のところ人づてに聞いただけだから,どーゆー話になっているのか,全く検討がつかないんですが.まぁ,正直,面白ければ真実はどうでもいいです(本音).
--
因みに僕は,少なくともあと二年は独身生活を満喫する予定(は未定)です(まにーを稼いでいない人間が結婚なんて烏滸がましいしね).
……ていうか,本当なんだよね?これだけネタにして誤情報でしたとか,洒落にならないから(どうせこんなところ,あの二人の関係者は誰も見てないから別に構わないっちゃ構わないんだけど).
この度,僕の高校時代の友人(♀)と大学〜修士時代の友人(♂)が結婚することになった(らしい)ので,少なくともエイプリルフールで入籍をネタにすることは有り得なくなりました.今年は水瀬家に婿入りして逆玉にのる予定だったのに……(ぉぃ).
期待されていた,主にネットストーカー方面の方のご期待に沿えないのは非常に心苦しいものがあるのですが,そういうことで.
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まぁ,上記の結婚する二人の紹介を見て頂ければ分かる通り,
いや,本当に心から祝福していますよ!本当に!←力を入れて書く程軽薄に見える.
……っていうか,今のところ人づてに聞いただけだから,どーゆー話になっているのか,全く検討がつかないんですが.まぁ,正直,面白ければ真実はどうでもいいです(本音).
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因みに僕は,少なくともあと二年は独身生活を満喫する予定(は未定)です(まにーを稼いでいない人間が結婚なんて烏滸がましいしね).
……ていうか,本当なんだよね?これだけネタにして誤情報でしたとか,洒落にならないから(どうせこんなところ,あの二人の関係者は誰も見てないから別に構わないっちゃ構わないんだけど).
2009年03月11日
マックスコーヒー
こんにちわ.yulico です.
世事に疎いことに定評のある僕のような大学引きこもりニートにとっては,口コミとニュース(web 上のものと,新聞(研究室内での通称:心の闇))とmixi やそれに類するサービス上での他人のエントリなどからしか,世の中のことを伺い知ることができません.まぁ,世捨て人が世事を知って何になる,と言われてしまえばそれまでなのですが…….
そんなわけで,実は昨夜まで知らなかったのですが,どうもマックスコーヒーが全国展開されたらしいとのこと(こんなサイトまでできてるし).
こんな情報を聞いたら千葉県民として黙っていられません.
「すわ!一大事!」
……とその日の帰りがけ,相方に「一刻も早くコンビニエンスストアにてマックスコーヒーを買わなければ大変なことになる!」と,その重要性を力説.
「加糖練乳に砂糖を投入するとかばかなの?しぬの(糖尿病的な意味で)?」的な目で見てくる相方(ださいたま県民)を「これだからSaitama は……」と見下しつつ,家近くのコンビニエンスストアに駆け込み,マックスコーヒーを入手してきたのでした(ホットとコールド).
--
久し振りに飲んだけれど,相変わらずの甘さでした.
--
注:別に僕自身はマックスコーヒーが好きなわけではありません(デブなくせに甘いものは苦手).くそガキのころは「こーひー」と称して,マックスコーヒーを飲んでいましたが,流石に小学校高学年以降はほとんど飲んだ記憶がないです(時期的にマックスコーヒーがジョージアブランドに飲み込まれた頃).
因みに,相方の出身地である埼玉では2006 年頃から販売が開始していたみたいですが,その頃には相方も北の住人になっていたのでマックスコーヒーに対する思い入れがないのでしょう.……これだからSaitama 県民は…….
なお,全国的に千葉〜茨城のご当地飲み物として世間的に有名(有名どころではみずしな孝之の「幕張サボテンキャンパス」などで取り上げられていたりします)らしいですが,千葉県民の大部分はご当地飲料であることを知らないどころか,存在も「自販機でみかける黄色いの」程度しか認識しておらず,「ガキの頃はともかく,ある程度の年齢以降は飲んだこともない」という人間がほとんどと思われます.そのため,千葉県民にマックスコーヒーネタを振る際にはご注意下さい.
千葉県ネタ絡みでついでに書いておくと,「なのはな体操」ネタ,「幕張」および木多のその他の作品絡みのネタ,ちばロゴネタは,千葉県民の逆鱗に触れる可能性が高いので気をつけた方が良いと思います.
あと,狭義の千葉県民(北西部東京湾岸出身者.具体的に言うと千葉駅以北の総武中央線,千葉みなと駅以北の京葉線沿線民)に「木更津って千葉だよね?」的なテンションで「木更津キャッツアイ」とか氣志團の話とかを振ると,危ないです.気をつけましょう.Yoshiki(安房出身)は「千葉県出身」とか自慢げに話すクセに.
世事に疎いことに定評のある僕のような大学引きこもりニートにとっては,口コミとニュース(web 上のものと,新聞(研究室内での通称:心の闇))とmixi やそれに類するサービス上での他人のエントリなどからしか,世の中のことを伺い知ることができません.まぁ,世捨て人が世事を知って何になる,と言われてしまえばそれまでなのですが…….
そんなわけで,実は昨夜まで知らなかったのですが,どうもマックスコーヒーが全国展開されたらしいとのこと(こんなサイトまでできてるし).
こんな情報を聞いたら千葉県民として黙っていられません.
「すわ!一大事!」
……とその日の帰りがけ,相方に「一刻も早くコンビニエンスストアにてマックスコーヒーを買わなければ大変なことになる!」と,その重要性を力説.
「加糖練乳に砂糖を投入するとかばかなの?しぬの(糖尿病的な意味で)?」的な目で見てくる相方(ださいたま県民)を「これだからSaitama は……」と見下しつつ,家近くのコンビニエンスストアに駆け込み,マックスコーヒーを入手してきたのでした(ホットとコールド).
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久し振りに飲んだけれど,相変わらずの甘さでした.
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注:別に僕自身はマックスコーヒーが好きなわけではありません(デブなくせに甘いものは苦手).くそガキのころは「こーひー」と称して,マックスコーヒーを飲んでいましたが,流石に小学校高学年以降はほとんど飲んだ記憶がないです(時期的にマックスコーヒーがジョージアブランドに飲み込まれた頃).
因みに,相方の出身地である埼玉では2006 年頃から販売が開始していたみたいですが,その頃には相方も北の住人になっていたのでマックスコーヒーに対する思い入れがないのでしょう.……これだからSaitama 県民は…….
なお,全国的に千葉〜茨城のご当地飲み物として世間的に有名(有名どころではみずしな孝之の「幕張サボテンキャンパス」などで取り上げられていたりします)らしいですが,千葉県民の大部分はご当地飲料であることを知らないどころか,存在も「自販機でみかける黄色いの」程度しか認識しておらず,「ガキの頃はともかく,ある程度の年齢以降は飲んだこともない」という人間がほとんどと思われます.そのため,千葉県民にマックスコーヒーネタを振る際にはご注意下さい.
千葉県ネタ絡みでついでに書いておくと,「なのはな体操」ネタ,「幕張」および木多のその他の作品絡みのネタ,ちばロゴネタは,千葉県民の逆鱗に触れる可能性が高いので気をつけた方が良いと思います.
あと,狭義の千葉県民(北西部東京湾岸出身者.具体的に言うと千葉駅以北の総武中央線,千葉みなと駅以北の京葉線沿線民)に「木更津って千葉だよね?」的なテンションで「木更津キャッツアイ」とか氣志團の話とかを振ると,危ないです.気をつけましょう.Yoshiki(安房出身)は「千葉県出身」とか自慢げに話すクセに.
2009年03月06日
年度末大掃除
本日は居室の年度末大掃除でした.それに合わせて,過去の自分のweb 上の活動記録も大掃除しました.→http://www.geocities.jp/yulico_yurikago_ba/index.html
うん.あったよね,geocities のアカウント!
取り敢えず,これでyulico("揺籠", "汚物の揺籠" 名義を含む)または本名で活動していたweb 上のものはほとんど集約したことになりそう(※これ以外の活動は非公式なので見つけても黙っててねvvv 本名と連動できないものがほとんどなので).あとは,mixi のログの処理か……?
うん.あったよね,geocities のアカウント!
取り敢えず,これでyulico("揺籠", "汚物の揺籠" 名義を含む)または本名で活動していたweb 上のものはほとんど集約したことになりそう(※これ以外の活動は非公式なので見つけても黙っててねvvv 本名と連動できないものがほとんどなので).あとは,mixi のログの処理か……?
最近の私
こんばんわ.yulico です.お久し振りです.
3 月に入ったことと,仕事が0.8 段落くらいついたのでプチ復活です.仕事終了はもう少し先になるかなぁ…….本当は,この時期には終わらせたかったんだけど…….
……とはいえ,年度末ということもあり,しばらく忙しそうなので完全復活するのは四月以降ではないかと思います.
3 月に入ったことと,仕事が0.8 段落くらいついたのでプチ復活です.仕事終了はもう少し先になるかなぁ…….本当は,この時期には終わらせたかったんだけど…….
……とはいえ,年度末ということもあり,しばらく忙しそうなので完全復活するのは四月以降ではないかと思います.
2009年02月05日
報告
こんばんわ.yulico です.取り急ぎ,報告を…….
以下が,現在,私の置かれている状況です.
「年度末進行」
「リアル生活が激しく多忙になった」
「人生の締め切りを迎えつつある」
「諸々の問題で脳がオーバーヒートを起こしてダウンした(のでシングルタスクのOS に入れ替えた)」
……というわけで,しばらくこのblog の更新(およびweb 上の諸活動)を停止します(※1).
三月初旬には更新ほかを再開する予定(は未定)です(※2).それ以前に更新を再開することは(色々終わらない限り多分)有り得ません.
---
※1:生存確認はmixi または個人的な連絡先までお願いします.
※2:もし,一年以上更新されなかったら,多分,どこぞで野垂れ死んでいることでしょう.
以下が,現在,私の置かれている状況です.
「年度末進行」
「リアル生活が激しく多忙になった」
「人生の締め切りを迎えつつある」
「諸々の問題で脳がオーバーヒートを起こしてダウンした(のでシングルタスクのOS に入れ替えた)」
……というわけで,しばらくこのblog の更新(およびweb 上の諸活動)を停止します(※1).
三月初旬には更新ほかを再開する予定(は未定)です(※2).それ以前に更新を再開することは(色々終わらない限り多分)有り得ません.
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※1:生存確認はmixi または個人的な連絡先までお願いします.
※2:もし,一年以上更新されなかったら,多分,どこぞで野垂れ死んでいることでしょう.
2009年01月23日
読書
最近,更新をサボり気味のyulico です.こんばんわ.サボってばっかな原因は,確かに,実生活が忙しいということもあるのですが,根本的に「(ポジティブな意味で)無駄なこと」を考える余裕が(脳のスペックの問題で)なくなってきているのが主な原因です(因みに「(ネガティブな意味で)無駄なこと」をする時間的余裕はあるらしいですよ?).良くないなー,とは思えども,有限である脳のリソースを本業以外に費やせるほど余裕がないのもまた事実なのです(因みに有限な時間を本業以外に使う余裕はあるらしいですよ?).
そんなわけで,たまには駄文を垂れ流すのも良いかなー,と思って更新してみます.
---
先日(といってももう二週間以上前だなー),関東近郊で開かれた某シンポジウムで発表をするのと合わせて,一週間弱ほど実家に帰省する機会がありました(こんなことすら書き置いていないのは備忘も兼ねるblog としてどうなんだろう?).そんなわけで,一時的に仕事を離れてぼーっとする時間的余裕があったのですが(……と言っても,仕事の材料は実家に持ち込んでいたので実質的にはほとんど仕事ばっかりしていましたが……),その際に,久し振りに本(非専門書)を読む時間が取れました.
その時に主に使っていたのが,「i 文庫」という「青空文庫」をiPhone 上で(明朝体の比較的綺麗なフォントで)閲覧するためのビューワです(別に宣伝と言うわけではないけれど,すごく良いアプリです.有料だけど450 円払う価値は十分にあると思う).
(※世の論調がどうなのか知らないですが,個人的には,著作権の切れたパブリックドメインを無料で閲覧できるようにする取り組みには大賛成なので,「青空文庫」を応援しています)
しかし,こういう形式で本が簡便に読めるようになるって,冷静に考えるとすごいことだなー,と思います.取り敢えず,しばらくはこれ一つで手持ち無沙汰な(手持ち豚さんな)ときに読むものに困ることはなさそうです.
そんなわけで,たまには駄文を垂れ流すのも良いかなー,と思って更新してみます.
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先日(といってももう二週間以上前だなー),関東近郊で開かれた某シンポジウムで発表をするのと合わせて,一週間弱ほど実家に帰省する機会がありました(こんなことすら書き置いていないのは備忘も兼ねるblog としてどうなんだろう?).そんなわけで,一時的に仕事を離れてぼーっとする時間的余裕があったのですが(……と言っても,仕事の材料は実家に持ち込んでいたので実質的にはほとんど仕事ばっかりしていましたが……),その際に,久し振りに本(非専門書)を読む時間が取れました.
その時に主に使っていたのが,「i 文庫」という「青空文庫」をiPhone 上で(明朝体の比較的綺麗なフォントで)閲覧するためのビューワです(別に宣伝と言うわけではないけれど,すごく良いアプリです.有料だけど450 円払う価値は十分にあると思う).
(※世の論調がどうなのか知らないですが,個人的には,著作権の切れたパブリックドメインを無料で閲覧できるようにする取り組みには大賛成なので,「青空文庫」を応援しています)
しかし,こういう形式で本が簡便に読めるようになるって,冷静に考えるとすごいことだなー,と思います.取り敢えず,しばらくはこれ一つで手持ち無沙汰な(手持ち豚さんな)ときに読むものに困ることはなさそうです.